2020年07月08日
本当にサンチョは、マンチェスター・ユナイテッドに必要?
先週末にドイツ杯決勝を終え、オフシーズンを迎えているブンデスリーガ。激動のシーズンの中、とりわけピッチの内外で話題を振りまく、ボルシア・ドルトムントのジェイドン・サンチョについては、来季までに新たなチームを見出す事、そして新しい美容師を見出すことについても、話題に上っているところだ。
そんな中で移籍先として有力視されているのが、かつて所属したマンチェスター・シティのライバルクラブである、マンチェスター・ユナイテッド。イングランド歴代最多優勝を誇る名門クラブは、他のロンドンのクラブ(アーセナルやチェルシー)と同様に卓越した財力を誇ると同時に、他の2クラブと比較してサンチョ獲得のために複数選手の売却を迫られるわけでもない。
ただそれでも、この疑問は避けられないだろう。本当にマンチェスター・ユナイテッドは、ジェイドン・サンチョを必要としているのか?スールシャール監督の下で復活を遂げた名門クラブは、今冬のフェルナンデス獲得に加え、負傷から解放されたことによりポグバの復活へと導き、マティッチとのダブルボランチでチームを牽引。1月22日のバーンリー戦を最後に、全ての公式戦で無敗を継続している。
そしてオフェンス面においても、サンチョの本来の定位置である両ウィングでは、18才のグリーンウッドと22才のラッシュフォードが控えており、マルシャルを含め、リヴァプールを上回るハイペースで得点を量産中。マタ、リンガード、ジェームズ、フレッジらが押しやられるほどの贅沢さが見受けられるほどだ。
むしろマンチェスター・ユナイテッドでは、守備陣において課題が露呈されており、とりわけゴールキーパーのデ・ヘアのパフォーマンスは、まさに『ジキル博士とハイド氏』。時に勝ち点3を掴み取るかと思えば、安易に失点を献上する姿もしばしば見られている。
確かにタイトル獲得に向けて、ジェイドン・サンチョのようなクオリティを戦力に加え、質の向上とチームに厚みを増しておきたいという考えもまた理解できる。前述のオフェンス陣にもいつ不測の事態が、また時に不調という時期も訪れるかわからない。チームの若返りの波にもサンチョはうまくマッチすることだろう。
だが本当に、そのためにこのポジションへ、1億ユーロをも投じる必要があるのだろうか?
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