ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2020年07月27日

サンチョに新展開?Xデーに備えるドルトムント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 日曜日に行われたプレミアリーグ、レスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド戦を、果たしてジェイドン・サンチョが観戦していたのか?そしてそれはどこだったのか?など、これらの話題は決して憶測の域を出ない。ただおそらくその結果に、サンチョは興味を抱いていたことだろう。この試合で2−0と勝利をおさめたマンチェスター・ユナイテッドは、チャンピオンズリーグ出場権を確保したのだ。これによりサンチョの移籍を巡る問題へ、新たな動きが見られることになるのか?

 ジェイドン・サンチョにとって、マンチェスター・ユナイテッドが希望の地であることは、以前より知られていることだ。そして今回のチャンピオンズリーグ出場権獲得により、同選手の獲得に向けてまず、競技面における前提条件を満たすことができたといえる。さらに財政面においても6600万ユーロの収入増を見込むことができることも追い風だ。ただそれでも、ドルトムント側が要求する金額を、提示する準備があるかまではわからない。

 「コロナ割引をする考えがない」ドルトムント側は、まだ2年間の契約を残しているサンチョの売却に向けて、設定金額を1億ユーロを優に超えるところまで設置しているとみられており、確かにコロナ危機により4500万ユーロの赤字を計上することになったとはいえ、それでもサンチョの売却に頼らなくてはならないほど、財政面において必要に迫られているわけでもなく落ち着き払っているのだ。


 ただその裏では、もしもマンチェスター・ユナイテッド側から適切なオファーが届くかもしれない、その日に備えて首脳陣もまた準備を怠ることはなく、後継者リストは既に作成されているところであり、タイムズ紙によるとかつてウスマン・デンベレを獲得したフランスより、OSCリール所属ジョナタン・イコネをリストアップしているという。22才のFWを興味深くさせるポイントとしては、左利きで、攻撃的ポジションであれば複数でプレー可能であり、そしてパリ・サンジェルマンにて素晴らしい育成が施されていることが挙げられるだろう。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報