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2020年08月11日

ドルトムント、サンチョ残留を断言。その背景に契約延長

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 本日月曜日に新たなシーズンにむけたスイスでのサマーキャンプ一行に、ジェイドン・サンチョの名前が含まれていたことから、これまで長く続いた移籍問題へピリオドが打たれることとなった。ドルトムント側があくまで今夏での準備期間前での決着を主張しており、つまりはこれでサンチョは今シーズンも引き続き、ドルトムントの一員としてプレーすることになる。

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、「ジェイドンは、今シーズンも我々の下でプレーしていくことになる」と断言。「この決定は、最終的なものだ」と言葉を続けており、この件に関しては既に、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOとも「絶対的な合意」が結ばれているという。

 大衆紙などの間では、サンチョがみせる活躍に対するサラリー面での問題、そして契約が2022年になることから、来夏よりも今夏の方が高額の移籍金を見込めるということを指摘。この夏のサンチョ売却に対するドルトムント側の動機の憶測を伝えていたものの、それに反してドルトムント側は一貫して移籍金1億2000万ユーロを、夏季合宿前までを期限に求める姿勢を貫いていた。

 実は当時に公では伝えられていなかったのだが、この日ツォルク氏は1年前、ジェイドン・サンチョとの契約を2022年から2023年にまで延長しており、それまでのパフォーマンスを考慮してサラリー面での改善も既にはかられたことを説明。これで移籍金は来夏にも多く見込める上に、コロナ危機が直面しているこの夏に焦って売却へと動く必要がなく、これまでの首脳陣がみせていた落ち着きの裏付けともとることができるだろう。
 


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