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2020年08月12日

ハーランドが語る、怪童ムココ「僕の15才の時より遥か上」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 エルリング・ハーランドがこの若者と知り合ったのは、まだたった2週間前のことだ。ユスファ・ムココ。その名はすでに轟き始めているドイツの怪童は、今はトップチームの選手たちと共にトレーニングへと励んでいるところであり、16歳の誕生日を迎える今年11月にも、ブンデスリーガデビューが見込まれる、まさに逸材である。

 そんな若き点取屋よりも4歳4ヶ月年上で、今はキャリアの一歩目を記しているハーランドもまた、ドルトムント加入からわずか半年で得点ランキングへとその名を連ねて見せているところだ。だがしかし今は、自身曰く自らよりも大きな才能をもった、「キッド」(ハーランドのムココの呼び方)とのプレーに臨んでいるという。

 「僕の15歳の時よりも、はるかに彼の方が良いよ」と語ったハーランドは、その理由についてシンプルに「彼の年齢であのドルトムントの練習に参加している。僕が15の時はまだ故郷のブライネにいたよ」とメディアに対して説明。ただ「あまり大きなプレッシャーはかけたくはない」とも念を押しつつ、その上で「でも僕はこれまでの人生の中で、あれほどの15歳を目にしたことはないよ」と言葉を続けた。

 そんな大きな賞賛の言葉を贈ったハーランド自身、欧州中のからの注目を集めており、本人はノーコメントを貫いたが今のうちから来年の移籍の噂が取り沙汰されている。ただハーランド自身はドルトムントでのプレーに、そしてここでの目標に集中しているところであり、それはタイトルを「この手中に収めるということ。

 それを達成するためにハーランドは、さらに陸上競技へと打ち込んでおり、春よりも一回り大きな筋肉をまとった印象を与えるノルウェー代表は、トレーニングと共に十分な睡眠、良質の栄養の補給、そして身体の回復をとても重要視しているとも明かした。「これはモルデで学んだことなんだ。そしてザルツブルクでも、そしてドルトムントに入ってもそれを続けている。こういったことは、多くの人が考えるよりも大切なことだと思うんだ」

 また今シーズンからハーランドは、ドルトムントで新たに背番号9を身に着けることに。これはロベルト・レヴァンドフスキ、ヤン・コラー、ステファヌ・シャピュイサら、名だたる選手たちが身に付けてきた背番号でもあるのだが、ある記者がこの背番号に自身が値すると思うのか?との問いを受けると、「これが欲しかった」とハーランドは返答。そして「だから僕は、とても嬉しく思っているよ」と喜びをみせている。
 


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