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2020年08月12日

ロイス、シュメルツァら離脱の中、対応迫られるドルトムント

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 スイス・バートラガツにて、うだるような暑さのなか新たなシーズンに向け準備を進める、ボルシア・ドルトムント。2部練習をこなすその中には若手選手のドルリャチャ、ヒッペ、ドゥーマン、フェライ、そして特にアピールに燃えるコリンズやクナウフらの姿も見受けられる。加えてレンタルから戻ってきたマリウス・ヴォルフフィリックス・パスラックの姿も。「どちらについても、チームにいてくれて問題なんてことはないさ」と、ミヒャエル・ツォルクSDはコメント。

 確かに適したオファーが届けば移籍にも応じることが考えられるが、ただその一方でドルトムントでは年内、15週間の間で30試合と代表戦も選手たちには控える超過密スケジュールが待ち構えており、「マルコ・ロイスの負傷もあって、我々はトップ選手を過剰に有しているというわけではないんだ」と、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは強調。内転筋の腱鞘炎を抱えるドイツ代表はしばらくの間、最悪の場合に陥ってしまえば数ヶ月間不在の可能性もあり、さらにマルセル・シュメルツァも、膝の手術のために晩秋まで離脱中だ。

 11月に怪童ムココのデビューが期待できるとはいえ、仮にファヴレ監督が戦力補強を求めたとしても、その実現への障害もまた大きい。本来ならシーズンチケットの販売から2000万ユーロ、さらにアジアツアーで500〜600万ユーロの収入が見込めたドルトムントだが、それらの収入は皆無となりむしろ赤字へと転落。そのため今夏に既に投じた移籍金額が予算内で、新たな展開のためには選手の売却、もしくはレンタルの可能性を模索していかなくてはならない。
 


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