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2020年08月13日

フメルス副主将昇格?その裏にある2つの気になるポイント

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 現在ボルシア・ドルトムントでは、夏季休暇中に足を負傷したマッツ・フメルスと、内転筋付近に問題を抱えるマルコ・ロイスが、共に別メニューで調整している最中にある。特にロイスに関してはいまだ、復帰時期も不透明なままとなっているが、しかし主将に関する状況に全く変化はないことは、すでにミヒャエル・ツォルクSDが明言した。

 ただ2月からロイスが離脱した後からは、特にフメルスがチーム内でリーダーシップをとる姿が見受けられており、仮にドルトムントがそのフメルスを副主将にまで昇格させるとした場合、まずはロイス就任から副主将を担ってきた、ウカシュ・ピシュチェクの立場も考慮した形の対応を求められるだろう。

 だがドルトムントでのファイナルイヤーを延期する形で残留し、ファンやチームメイトからの高い信頼と支持を集めるピシュチェクから、副主将の座がフメルスに移行するとなると、ロイスとしてはフメルスの今後の影響力のさらなる拡大に繋がることも、念頭に入れておく必要がある。そしてそういった再分配が行われた後に、あとからそれを巻き返していくことは過去からみて非常に困難なものだ。

 一方でロイス自身は、持論として「パフォーマンスで牽引していくもの」と述べており、「それができないなら、何を口にしてもしょうがない」とコメント。またフメルスに対して、これから数ヶ月の間でさらに重要な役割を担うと思うのか?との問いには、「そうは思わないよ」としつつ、「すでに」責任は担っているとも語っている。
 


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