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2020年10月26日

レヴィアダービーを決めた、2つのセットプレー

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 土曜夕方より行われた宿敵FCシャルケ04との、レヴィアダービー。最終的には3−0と快勝をおさめることになるボルシア・ドルトムントではあるのだが、長時間に渡って深い位置に構えるシャルケ守備陣をなかなか崩せず、前半はそのまま0−0で折り返すことに。

 この事態を打開したのが、1つのセットプレーだった。CKからラファエル・ゲレイロが、近くにいたジェイドン・サンチョへとボールを預けて再び自ら受け取ると、そこからペナルティエリア内に張っていたユリアン・ブラントへと非常に素早いワンツーをみせてシャルケ守備陣を突破。すかさず放ったゲレイロの強烈なシュートは弾かれるものの、そのままマヌエル・アカンジが押し込み流れを変える貴重な先制点を生み出す。

 とりわけヒールパスを供給したブラントの素早い駆け寄りかたなどの動きは、まるで計算し尽くされていたようにも見受けられたが、果たしてこれは事前に練習を行っていたものなのだろうか?ブラント自身は試合後、「あれは即興で行ったものだよ」と語るも、ルシアン・ファヴレ監督は異なる見解を示したが、ただブラントに関しては「ゲレイロとサンチョが事前に話し合っていたかは知らないよ」とも、付け加えている。


 さらにこの試合の決定づけたダメ押し弾もまた、セットプレーから生まれたものだった。今度はゲレイロはCKから直接ゴール前へと供給すると、それにマッツ・フメルスが空中戦で競り勝ちヘディングで決勝弾。これがレヴィアダービーでの自身初得点ということもあり、「これを求めていた。希望リストに入れていたものだよ」と、スカイとのインタビューで喜びのコメント。

 またこの日は「無失点に抑えられたし、内容に見合った形で勝利をおさめることができた。素晴らしい1日となったよ」と言葉を続けた。この日は久々に4バックを採用しており、このことについては「監督と話していたんだよ。オフェンスの方にもう1枚選手を多く配置する必要があるだろう、とね」と明かしており、間も無くして自身のツイッターでも「とても勝利に見合ったものだったし、ようやくレヴィアダービー初得点を決めることができたよ」と投稿している。
 


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