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2020年10月28日

ファヴレ監督、選手への過度な期待に苦言

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 前回のチャンピオンズリーグGL初戦、敵地でのラツィオ・ローマ戦では、ボルシア・ドルトムントは不可解なほどに低調なパフォーマンスを露呈。試合後も、そして今回の対戦前にもツォルクSDからの檄が飛ぶほどだったが、それは選手自身と認識しているところだ。

 トーマス・デラニーは「僕たちは残念ながら、良いパフォーマンスをみせることができなかった」と述べつつ、「でもまだまだチャンスはある」を前を向き「僕自身は、グループリーグ突破に向けて、不安を特に覚えてなんかいないよ」と言葉を続けている

 その巻き返しの機会が水曜夜に控えるホーム戦、ゼニトとのチャンピオンズリーグGL第2戦だ。この試合に向けて、ルシアン・ファヴレ監督は「素晴らしいパフォーマンス」をみせなくてはならないと強調。ゼニトもまた、ブルージュに1−2と黒星スタートを喫したところだが、「彼らはあまりにも多くの決定機を逃していた」ため、「明らかに不必要な敗戦だった」と見ている。

 そこでファヴレ監督は、選手たちに対して「我々としては非常にクレバーにプレスをしかけていかなくてはならないし、クレバーにビルドアップして、ポゼッションを行っていかなくてはならない。そしてタイミングを見計ってリスクをかけていくことだ」と要求。

 選手起用に関しては、ロマン・ビュルキについて問われると「もはや病気も、負傷もしていない」と素っ気なく回答、「対戦相手に情報を送るようなことはしたくはないよ」と付け加えた。「その点についてはご理解をいただきたいものだ」

 また指揮官は選手に対する過度な期待にも釘を指しており、例えば実に7ヶ月もの離脱を経て戻ってきたばかりのベテラン、マルコ・ロイスについては「本来の姿に戻るまでには、3〜4ヶ月は必要だよ」と強調。「1〜2週間程度でどうにかなるようなものではない」と述べ、「引き続き気をつけて対処していく」と語っている。

 さらに昨季に20得点20アシストした20才のジェイドン・サンチョについても、今季はそこまで活躍はみられないが「ずっと絶好調なんて、世界中のどの選手だってできないものだよ」と擁護した。
  


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