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2020年10月30日

ロイスは主将に不適格?「議論自体、理解できない」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 元ドイツ代表で、現在はテレビ解説者を務めるディトマール・ハマン氏が口火を切った、マルコ・ロイスに対するドルトムント主将としての懐疑論。7ヶ月ぶりの負傷からの復帰となったドイツ杯初戦でこそ、幸先よく得点を決め、それ以降のリーグ戦でもチャンピオンズリーグでも全試合で出場を続けているものの、これまで先発出場はわずか3試合。うち2試合はチャンピオンズリーグであり、前節のラツィオ戦に続いて、今回のゼニト戦においても苦戦を強いられた。

 しかしながらミヒャエル・ツォルクSDは、「私はこの議論について、理解ができない」とハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOと同様の見解を示しており、「これだけの長期離脱明けとなれば、最初からマルコをフル出場で起用するようなゲームプランなど、立てられるわけがないというのは誰でもわかることだ」と擁護。とりわけ「バス2台をゴール前に置く」かのような超守備的なゼニトを相手に、他のチームメイトも苦しめられており、その中でもロイスはいくつか期待を抱かせる場面は作り出していたことも強調している。


 その一方でドルトムントは、11月より再び無観客開催とする行政からの判断について、木曜日に公開書簡をファンに対して発表。「大きな衝撃を受けた」と述べ、「専門家の協力を得て工夫を凝らした衛星コンセプトを作り実施した結果、保健局や行政からも称賛を受けていた」ことを強調。「感染者は1人もいなかった」と胸を張り、「明らかにサッカーがパンデミックの原因ということはない」とし、このような判断を「受け入れることは難しい」とその胸中を明かした。

 ただそれでも決定は受け入れるとしており、「春先のときのように、被害を受けた人々への支援」を約束。「ファンの皆さんがいないこと以上に辛いことはない」こと、そして「この状況を皆で乗り越え、周囲に気を配り、距離を置き、マスクを着用し、人混みやプライベートでの集まりを避けてください」とも訴えている。
 


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