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2020年10月31日

無観客開催で、ファヴレ監督がエキサイト?

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 チャンピオンズリーグGL第2戦ゼニト・サンクトペテルスブルク戦では、とりわけボルシア・ドルトムントのルシアン・ファヴレ監督が、普段よりもチームに対して檄を飛ばす様子をみてとることができた。このことについて問われたファヴレ監督自身は、「私は、普段からこんなものだよ!」と笑顔を浮かべながらコメント。ただコロナ危機による、無観客開催によって「話す機会が増えているのかもしれないね」とも付け加えている。

 つまりは、「普段なら8万人の観衆の前でプレーしているものだが、しかし現状においては、選手たちに対して直接、自分の声を届けることができるというメリットがある」と説明。そのため普段ならば「近くのサイドに張っているウィンガーや、サイドバックに声を掛ける」程度であるものの、現在はピッチに立つ選手それぞれに指示を出すため、それに伴いその機会も増えたということだ。

 このことについて、ミヒャエル・ツォルクSDは直接声をかけられる選手側として、「プラスに働くものだよ」とコメント、「当然ながらモチベーションへとつながってくるものさ。普段ムニエは試合の半分しか声をかけられないが、向こうに行っても声が届けられるのだからね」と笑顔で語ったが、ただファヴレ監督はあくまで「大観衆はもちろん大歓迎だ。ただ皆さんが私が興奮していると言うので、その説明としただけだよ」とも強調した。

ノイハウス監督との再開

 なお今回の対戦相手ウーヴェ・ノイハウス監督は、かつてザマー監督時代にドルトムントにてACを務めた人物でもあるが、「長年に渡り彼は良い仕事をしてくれた」と評価し、「素晴らしいキャリアを歩んでいる。ウーヴェは素晴らしい人物だし、私も嬉しいよ」とコメント。そしてファヴレ監督は「彼らは昇格組ではあるものの、非常に厄介な相手だよ」と警戒心を示しており、チャンピオンズリーグ後の過密日程ながら、「負担にもうまく対応できるように、しっかりと準備している。うまく克服していくよ」と意気込みをみせている。

ジャンの容態は良好


 一方で前節のレヴィアダービーに発覚したエムレ・ジャンのコロナ陽性確認後の容態について、ツォルクSDによれば軽い症状は見られるものの「良好」であり「酷いものではない」という。

 ただ先日のニャブリをはじめとして、偽陽性の症例も伝えられているところもあるが、「疑心暗鬼ならないよう」警鐘を鳴らし、医療機関との信頼関係による協力あってこその試合開催であることを強調。

 そしてこれから迎える代表戦期間に向けては、「感染リスクを最小限に抑えるため、選手や協会との話し合いが重要」とし、滞在期間よりむしろ「移動でうまく対応していくことが重要だ」との考えを示している。
 


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