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2020年12月04日

ハーランド負傷離脱で、16才の怪童ムココに出番?

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 今シーズンの上四半期のみで既に17得点をマークし、さらに3アシストも記録している、エルリン・ハーランド。しかしながら筋損傷を抱えたために、1月上旬までは離脱の見通しであることが、ルシアン・ファヴレ監督より水曜日に明かされた。「だがそれでもね」と、プロ選手部門担当セバスチャン・ケール氏は、「うちには十分なオプションがあるよ」と、強調。

 それでもハーランド不在の穴埋めは、ファヴレ監督にとって大きな課題だとは言えるだろう。ラツィオ戦ではロイスとアザールが2トップを形成しており、このフォーメーションの利点としてはいくつかの場面を除き応用が可能な布陣であるということ、ただその一方で守備面に関しては明らかな改善点が見受けられており、二人の距離感が大きすぎることからしばしば、相手CBにドリブルでの持ち込みを許してしまった。

 またロイスに関してはまだリズムを掴み切れていないところがあり、ユリアン・ブラントに関してもここまで1得点1アシスト、苦境の中で自信を失っている上、加入から1年半が経過するドイツ代表はいまだ、自身の居場所を見出せていない。アザールはようやく上昇傾向がみられているものの、いずれにせよ前述2選手と同様に決してストライカータイプの選手ではないという問題がある。

 ここで残されるのが、先日16歳となったばかりの怪童、ユスファ・ムココだ。このような状況からもしかすると、ことのほか早く先発デビューの時を迎えることになるかもしれない。確かにファヴレ監督は大事にしていきたいとは考えてはいるものの、果たして今週末のフランクフルト戦がムココにとって、再び特別な1日を迎えることになるのか。そのためには、ドルトムント首脳陣の勇気ある決断にもかかっている。
 


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