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2020年12月14日

ドルトムントがファヴレ監督と決別、テルジッチ氏が監督昇格

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 29ヶ月の月日を経て、ボルシア・ドルトムントはルシアン・ファヴレ監督との別れを決断したことを、日曜午後にプレスリリースにて発表した。最近5試合でわずか1勝、先日行われたVfBシュトゥットガルト戦では、昇格組を相手に5失点で大敗。ベテラン指揮官には大きな重圧がかかっていた。なお後任については「今シーズン終了までは、アシスタントコーチを務めていたエディ・テルジッチ氏が監督を務めることになります」とのこと。

 コーチとしてドルトムントのユースで育成を受けており、2010年にドルトムントのスカウトとしてキャリアをスタートしたテルジッチ氏は、ハネス・ヴォルフ氏の下でU17、U19、U23にてアシスタントコーチを務め、その後にベシクタシュへと移籍。さらにマンチェスター・ユナイテッドへと渡り、2017年の11月にビリッチ監督の解任と共に自身もチームを後に、翌年ルシアン・ファヴレ監督が就任した、ドルトムントのACとして復帰している。

 そのファヴレ監督はニースから加入して以降これまで、トーマス・トゥヘル監督と並ぶ最高平均勝ち点数2.09を誇ってはいるものの。しかしながらその一方で期待感は抱かれながらタイトル獲得には至ることはなく、例えば1年前は前半で勝ち点8差をつけていたバイエルンに、最終的には勝ち点差13で優勝を逃していた。なおそのバイエルンは1年前にACだったフリック氏がV字転換へと導いたが、果たして若きテルジッチ氏やいかに・・・。

 ここまでドルトムントはファヴレ監督の下、浮き沈みの激しさを露呈しており、逆に言えばその度にファヴレ監督は打開策を見出すことにも成功。2年連続ブンデス2位、CLではグルーリーグを3年連続突破(2季連続16強敗退)しており、「今回の決断へと至るのは、非常に難しいものがあった」と、ツォルクSDは苦渋の決断であることを強調、「ただ最近のネガティブな展開は、今季の目標達成が非常に危ぶまれるものだった。動きにでなくてはならないと判断したんだよ」と説明している。
  


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