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2020年12月19日

ブンデス史上最年少得点のムココを、フメルスが称賛

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 金曜日に行われた1.FCウニオン・ベルリン戦では、ボルシア・ドルトムントは年内最後のリーグ戦を敵地にて返り討ちに遭い締めくくる結果となったが、その悔しさの中でもマッツ・フメルスは、この日にブンデスリーガ史上最年少得点記録を樹立した怪童、ユスファ・ムココへの賛辞を忘れなかった。

 前半終了間際にはムココはブンデスリーガの舞台で初めてポストを叩き、そして60分には遂にゴールネットを揺らして見せている。「試合結果については、失望が大きい」と、自身のインスタグラムにて綴った16才だが、それでもブンデスリーガ史上最年少デビュー、CL史上最年少デビューに続き、ブンデスリーガ史上最年少得点を記録したことについては「言葉にできない」喜びを感じていることも明かした。

 同僚のベテランDFマッツ・フメルスも、この日にみせたムココのパフォーマンスについて、「良いプレーをたくさんみせてくれたと思うね」と評価。「彼は本当に良いやつで、非常に頑張っている。もちろん、彼が得点してくれたことは嬉しい事だよ」と述べつつも、それでもその同点弾を活かせず敗戦を喫したことに「この結果については物足りない」と肩を落とした。


 2度のセットプレーで、1−2で敗戦を喫する・・・、それは3週間前に行われた1.FCケルン戦での敗戦シーンを再現するかのようだった。「セットプレーでは勝利への貪欲さが絡んでくる」と持論を展開したフメルスは、名前こそ明かさなかったものの先制点でセカンドポストへの守備を疎かにしたジョヴァンニ・レイナに苦言。

 ただより苛立ちを示したのは決勝点の前のシーンであり、「明らかなマンツーマンマーク」だった空中戦に強いマルヴィン・フリードリヒを、そのフリードリヒ自身が驚くほどに完全フリーの状態でヘディングを許してしまったのである。この時も名前を明かすことはなかったが、対象となったのはアカンジと共にクノッヘのを追いかけたエムレ・ジャンのことだろう。「なぜこんなことが起こるか。(敗戦は)自業自得だ」と語った。

 
 ミヒャエル・ツォルクSDも「易々とコーナーから2失点を許したね」と述べ、「決して、プロフェッショナルとは言えない姿勢が見受けられた」と批判。「短時間の間に2度も、コーナーから失点を繰り返して敗れたのだ。ケルン戦でのコーナーも同様に酷いものだったよ」とし集中力の欠如などを指摘している。「それだけでなくオフェンス面でも。我々はパフォーマンスを向上させていかなくてはならないよ」
 


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