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2021年01月11日

サンチョ復調、年明けからの上位対決で連続得点

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 年越しまでのブンデスリーガ第13節までは、無得点の状態が続いていたジェイドン・サンチョ。しかしながら昨年最後の公式戦ドイツ杯2回戦にて得点を決めたのを皮切りに、年明けからのリーグ戦2試合でも連続得点をマーク。その輝きと軽快さを取り戻しつつあるようだ。

 有資格選手担当セバスチャン・ケール氏は「良い流れできているね。また得点を決められるエリアにきている。自身でも得点を決め、また御膳立てもしてみせているよ。もっと良いプレーができればさらに飛躍することだろう」と期待感を示した。

 年末にエディン・テルジッチ監督は、サンチョについて軽快さが失われていると指摘しており、またハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「無意識の中で移籍の用意をしてしまったのかもしれないね。少なくとも考えすぎてしまい、軽快さを失ってしまったように思うよ。ただここ数週間はずいぶんと勢力差を感じてはいるがね」とコメント。

 「うまくいく経験を何度か重ねていけば、また一気に物事はうまくいくことだろう」と語っていたのだが、まさにその流れに乗った格好だ。ただちなみに不振だったとはいえ、サンチョは今季20試合目にして17得点に直接関与。これは昨シーズンと比較して、わずか2つの差しかない素晴らしい数字ではある。

 
 そのサンチョの活躍もあり、ドルトムントは年明けから重要なヴォルフスブルク、そしてライプツィヒとの上位対決を共に勝利。テルジッチ監督は、TV局スカイに対して「シーズンの今後の展開を占う試合だ。こういったトップマッチではアグレッシブさを失ってはいけないし、それによって相手を苦しめることになる」と述べ、「確かに前半は決して良いものではなかったが、後半は本当に良かったよ」と評価。

 主将のマルコ・ロイスも「明らかな前進を遂げた試合だった。僕にとってもね。前半では何とか持ち堪えて、後半では明らかに良くなっていた。ライプツィヒを押し込むことができたし、僕たちにはそれだけのクオリティがあるということ。誇りに思うよ」とコメント。そして指揮官は「前半だけで110本はパスミスした気分だが、後半から全て修正し、素晴らしい3点を積み重ねてくれたよ」と喜びを見せている。
 


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