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2021年02月04日

ドルトムントのケール氏「延長戦突入の代償を払った」

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 火曜夜に行われたドイツ杯16強SCパダーボルン戦では、ボルシア・ドルトムントはブンデス2部と格下のチームを相手にして、終盤に2点差を追いつかれた結果、延長戦にて3−2と辛勝。試合後、有資格部門セバスチャン・ケール担当は「あの30分は痛かったね。その分の代償を支払う羽目になってしまった」と振り返った。「こういうことは起きてはいけない。あの試合展開であれば、しっかりと決めてしまわないと」

 またエディン・テルジッチ監督も、この日の浮き沈みの激しいパフォーマンスに首を傾げており、開始早々から2−0と格下相手にリードを奪うも、前半のうちから「ポゼッションを放棄しボールを追いかける場面がみられた」ドルトムントでは、ハーフタイムに修正し再び立ち上がりは良かったものの再び、失速をみせている。「理由が1つであれば繰り返されるはずがない。これは説明のつかないところがある」

 特に後半ではドルトムントは、「タイトに構えすぎて、相手がプレスを仕掛けやすい状況を作りだしつづけた。」と指揮官は指摘。確かに何よりも、勝ち抜けたことが重要としながらも「終盤であれほど緊張感が増した展開となってしまったことは、決して受け入れられるようなものではない」と苦言を呈した。


 そしてその”代償”をこの延長戦で特に支払ったのが、何よりも選手自身。とりわけその時間で痙攣を起こしたジェイドン・サンチョであり、またエムレ・ジャンに至っては空中戦に臨んだ際、腕から地面に叩きつけられて負傷。「ひじに痛みがあり、かなり酷く転倒してしまった。最初はマズい!と思った」ドイツ代表だったが、長時間の治療後にプレー可能とみて懸命に最後までプレー。そしてどうやら大事には至っておらず、特に欠場の心配はなさそうだ。

 なおこの試合で先発出場していたマテオ・モリーは、不快感を訴えてハーフタイムのうちにパスラックと交代。マッツ・フメルスは膝の負傷で出場を見送ったが、こちらについては週末のフライブルク戦でに復帰の見込み。一方で負傷離脱中のロマン・ビュルキ(肩)、ダン=アクセル・ザガドゥ(筋損傷)、トルガン・アザール(筋損傷)、トーマス・ムニエ(膝の問題)は、長期離脱中のアクセル・ヴィツェルやマルセル・シュメルツァらと共に欠場となるだろう。
 


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