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2021年02月18日

ハーランド「監督から、今日は僕の日になると言われた」

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 水曜夜に行われたチャンピオンズリーグ16強1stレグ、FCセビージャとのアウェイ戦は、ボルシア・ドルトムントにとって非常に悪い立ち上がりとなってしまった。スソが放ったシュートがフメルスに当たってそのままゴールに吸い込まれるという、不運な形で開始7分から追いかける展開となったのだが、しかしながら徐々にドルトムントもペースを上げていき、ダフードによる見事な同点弾が決まってからは、ディフェンス面では相手に隙を見せず、幾度となくオフェンスを仕掛けていく場面が見受けられている。

 「とても良い気分だ。前半については、序盤の失点を除けば、僕たちが思い描いていた通りの試合展開になっていたと思うね。普段よりも少し深い位置に構えて、コンパクトにまとまっていたし、うまくボール奪取して素早く前線へとフィードすることができていたよ」と、主将マルコ・ロイスはDAZNとのインタビューにてコメント。特に決勝点となった3点目のハーランドの得点シーンは、そのロイスによる仕掛けから生まれたゴールだった。

 その前にはサンチョから素晴らしい御膳立てにより逆転弾も決めていたハーランドは、これによりチャンピオンズリーグ13試合で既に18得点をマーク。試合後、同選手は「僕たちは良いプランをもって試合に臨むことができていたよ。監督とはかなり話し合いをしていて、そして彼からは「今日は君の試合になる」と言われていたんだ。チャンスを掴むことになると。実際にそうなって、僕たちはとても重要な勝利をおさめることができた」と喜びを見せている。

 ただその一方でドルトムントは、後半でもその好調さをキープすることはできいなかった。そこまで前に仕掛けていくことはなく、ただ守備面では安定感をもってみせてはいたものの、それでも終盤にデ・ヨングにゴールを許して2−3に。「後半は受け身に構えすぎて、あまりよくなかったね。そこまでポゼッションできず、深さが足りず、すぐにロストしてしまっていた」とロイス。「でもここで勝利できたことはとても喜ばしいことだけどもね」

 結果をみれば、ここ最近セビージャが9連勝を続け、そのうち7試合連続で無失点を続けていたことを思えば、今回の敵地セビージャでの勝利は特に評価できるものだろう。この自信を胸に、これからドルトムントはドイツで最も大きな盛り上がりを見せるダービー、宿敵FCシャルケ04とのレヴィアダービーへと臨むことになる。

 「今日の試合は良いステップになったよ。これから2日後にはダービーが控えている。そこで僕たちはピッチ上で、少なくとも今日の前半と同じだけのものをみせていかないといけない。」とロイスは述べ、またハーランドも「この前向きな気持ちを胸に土曜日の試合に臨むよ。今日のスペインでの試合に勝ててよかった。これから土曜日が楽しみだ。」と付け加えた。
 


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