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2021年03月03日

マルコ・ロイス「セビージャ戦から新しいエネルギー」

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 4連勝:ボルシア・ドルトムントはここまでの好調な戦いぶりを維持し、ボルシア・メンヒェングラードバッハとの接戦を制してドイツ杯準決勝進出を果たした。試合後、主将マルコ・ロイスと、副主将マッツ・フメルスが、改めて今回の勝因について振り返っている。

 「戦い」という言葉を、ドイツの国営放送ARDとのインタビューで、フメルスは即座に口にした。「僕たちは戦いへと臨んでいた。」まさにその模範例として、守備の要自身を挙げることができるだろう。グラードバッハとの接戦のなかで対人戦勝率100%を記録しており、「グラードバッハをそう簡単に翻弄できるわけではない」とフメルス。その点において、エディン・テルジッチ監督は「戦術的に良いものを採用してくれた」との考えも示している。

 今回の戦いはとりわけ、来季からドルトムントの監督へと就任するマルコ・ローゼ監督と、現在監督を務め来季もコーチ陣にとどまるエディン・テルジッチとの、直接対決にも注目が集まっていた。「エディンは監督就任当初から、素晴らしい仕事をしてくれている」とフメルス。テルジッチ監督の中にある「炎」を口にしており、「きっと彼には今後、監督として大きなキャリアが待っていると思う」と語っている。

 マルコ・ロイスも、また別の炎を感じ取っている選手の1人だ。「セビージャ戦以来、まったく異なるエネルギーを感じるようになったね」とコメント。古巣相手にドルトムント移籍後、公式戦300試合目を迎えたドイツ代表は「今日はとにかく、強大な意思が感じられた試合だったと思う」と、言葉を続けた。

 コーチ自身は、この試合についてどうみていたのだろうか?あくまでローゼvsテルジッチについては言及を避け、「これはドルトムントがグラードバッハから勝利をおさめた試合だよ」と強調。このまま監督としてとどまりたかった気持ちがあったか、については「考えてもいないこと」と一言。またローゼ監督との直接の接触はなく、「その時になったらシーズン後、お互いに座って話し合う時がくるさ」と述べている。

 ドルトムントにはこれから、さらに痺れるような戦いが続く。まずは週末に行われるバイエルン・ミュンヘンとの、ドイツ頂上決戦。そして翌火曜日には今度は、チャンピオンズリーグ8強入りをかけた、FCセビージャとのセカンドレグが待っているのだ。ただ今回の試合でラファエル・ゲレイロと、ジェイドン・サンチョが負傷交代しており危惧されているところだが、エディン・テルジッチ監督は「筋肉に違和感を感じていたんだ」と明かした。
 


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