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2021年03月09日

バス襲撃事件以来の、CL8強入り目指すドルトムント

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 前回のチャンピオンズリーグ16強FCセビージャ戦での勝利が火付け役となり、ボルシア・ドルトムントはそれまでの不振から一気に盛り返して、その後の4連勝へとつながっていくことになるのだが、そのため前回の対戦よりもリラックスした状況で今回の大仕事へと臨むことになる。主将マルコ・ロイスは「ここ数年、僕たちが8強入りを果たしていないからね。」と強調。

 最後に8強入りを果たしたのは2017年のことであり、その時にASモナコへと向かう途中で、爆発物によってドルトムントのバスが襲撃。その後の敗退へ影を落とすこととなった。そのとき以来の呪縛を解き放ち、久々に欧州の上位争いへと名乗りを挙げるなかで、このコロナ危機で1050万ユーロのボーナスが加わることなどの意味は、ドルトムントにとってあらゆる意味で大きなものだといえるだろう。

 一方でジェイドン・サンチョが筋肉系の問題で欠場。代役はアザールが担うことだろう。ただラファエル・ゲレイロとジョヴァンニ・レイナについては、少なくともまだ出場へと希望がもたれているところであり、朝の練習ではまだ参加は見送られている。「でも我々は希望をうしなってはいない」と指揮官。

 なおバイエルン戦でかかとに打撲を受けていたエルリング・ハーランドについては、「プレーすることを想定している」と語った。「彼は常に全力投球の選手なのでね、負傷には十分に気をつけているよ。長期離脱より、少しでも休ませていたほうが遥かにマシだからね」

 テルジッチ監督は、セビージャとの2戦目を前に「決して容易な戦いではない」と警戒、「我々は2試合共に良い戦いをみせていかなくてはならない」と述べ、特に昨季のパリSGでの敗戦から「良いパフォーマンスというだけでは、ダメなんだ」とコメント。「これまでとは違う顔をみせ、もっと良いプレーをみせていかないといけない」と語った。
 


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