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2021年03月22日

好調ドルトムント、下位ケルンに痛み分け「ミスが多すぎ」

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 開始から10分、そして試合終了までの10分。確かにボルシア・ドルトムントはその時間帯に関しては、良いパフォーマンスをみせてはいた。だがその間の70分間にわたって精彩を欠いており、突然の緊張の糸の切れ方にチームないからも疑問の声が挙がっている。「完全に自分たちで試合を放り投げてしまった」と語ったのは、GKマルヴィン・ヒッツだ。「あまりにロストが多く、試合を掴めずに、後ろへ下がりすぎてしまった」と振り返った。

 ニコ・シュルツは「説明がつかない」と吐露。「確かに立ち上がりは良かった」ものの、「相手よりもあと一歩が出ず、またオフェンス面では受け身になりすぎ、守備面ではあまりプレシャーをかけることができなかった」と言葉を続け、テルジッチ監督も「多くのミス」と「精彩を欠いたプレー」によって、ドルトムントは徐々に試合に主導権を失ったことを指摘。「とにかく悪かった。バスケットの試合のように右往左往していた」と語っている。

若手FWが示した、一筋の希望

 だがこの試合でも数少ないが、いくつか光明も見受けられた。そのうちの1つが若手選手の活躍、後半から投入されたユスファ・ムココがチームに活気をもたらし、またブンデスデビューとなったアンスガー・クナウフが、サイドから切り崩して同点弾を御膳立て。テルジッチ監督もおそらく予想していなかっただろう、土壇場での勝ち点1確保に貢献してみせた。なおクナウフはCLでは昨年12月にデビュー、ブンデス4部のセカンドチームでプレーし、ここまで7得点6アシストの活躍をみせている。

ゲレイロの召集に不満

 そしてこれからドルトムントは代表戦期間へと入り、10選手不在の中で次節のCL出場をかけた大一番、アイントラハト・フランクフルト戦に向けた準備を行うことになるのだが、代表参加の選手の中には、3月から負傷離脱中のラファエル・ゲレイロの名前も。ツォルクSDは「これは無意味だ」と苛立ちを募らせている。
 


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