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2021年04月04日

CL出場に向け痛恨の敗戦、フメルス「おざなりだった」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 確かにハーフタイム直前という良い時間帯で、マッツ・フメルスは貴重な同点ゴールを決めて、試合を振り出しに戻して見せた。だがそれでも、CL出場に向けた大一番、4位アイントラハト・フランクフルトとの直接対決において、敗戦を免れることは叶わず、試合後には悔しさをにじませながら、今回の敗因について指摘している。

 特に決勝点となってしまった、試合終了間際でのプレー。ペナルティエリア深くまで侵入してきたヨヴィッチに対して、フメルスがタックルでカバーするも、そのボールに素早く追いついたコスティッチが、ダイレクトでファーサイドにセンタリング。正確にアンドレ・シルバへと提供されたボールは、そのままヘディングでゴール隅へと押し込まれてしまった(1−2)。

 ただフメルスはこの場面についてはそこまで批判をするわけではなく、むしろ試合全体に関して「まず第一に、明らかに決定力不足が見られたこと。本来ならばちゃんと、決めてしまわなくてはならなかった」と指摘。
さらに「100%仕上げなくてはいけない状況で、おざなりなプレーをみせてしまった」とも述べている。

 フメルスはラストパス以前のパス、さらにそれに繋がるパスに加えて、走るルートなどについても挙げつつ、「後半、ゴール前の20メートルの距離から危険な状況になりそうな場面がいくつかありながら、結果に結びつけるまでには至らなかった」とコメント。

 つまりはこの試合でドルトムントは、得点への驚異、安定感、創造性、さらには「ケルン戦のように」コントロールさえも不足していたということであり、それは単純なボールコントロールにまで至るもの。「オフェンスはあまりにだらしなく、集中力がなく、技術面でもなっていなかった。その点では他クラブの後塵を拝していると思う」と語った。

 ただこれによりボルシア・ドルトムントは順位表という点でも、首位バイエルン、ライプツィヒ、ヴォルフスブルク、フランクフルトが位置するCL出場圏内へ、残り7試合で勝ち点差7にまで差を広げられたことにもなる。
 


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