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2021年04月11日

ドルトムント:今季5人目の10代での得点、アンスガー・クナウフ

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 「この1週間は、僕にとって信じられないような時間だよ」土曜夕方に行われたブンデスリーガ第28節VfBシュトゥットガルト戦後、ボルシア・ドルトムントのアンスガー・クナウフは、そう振り返った。身長180cm、19才の高速ウィンガーは、火曜日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・シティ戦にて、まさかのトップチーム初先発を飾り、さらに土曜日の試合ではブラント、アザールらを差し置いて63分から出場。ブンデス初得点となる決勝弾を決め、今はマン・オブ・ザ・マッチのお立ち台へと立っているのだ。無理もない。それでもインタビューでは、「ベストを尽くしたかったし、試合に勝ちたかった。それがうまくいって、良かったです」と、謙虚な姿勢を崩すことはなかった同選手。

 逆にその采配が見事に的中する形で、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に望みを繋いだ、エディン・テルジッチ監督は期待に応えた若武者について、「彼はそれだけのクオリティと自信をもっているから、ここにいるんだ」と強調。「勇気をもってプレーできる選手」であり、「1vs1から相手を切り裂き、得点を狙うことができる。それこそが、先週の我々に欠けていたものなんだ」と起用理由について説明した。つまりはそれがフランクフルト戦における敗因の1つであったということ。「それが今日、彼に期待されたものであり、見事に彼も果たしてみせたのさ」と言葉を続けた。

 一方のクナウフは、そのテルジッチ監督について「彼は素晴らしいコーチで、安心感があり、良い指示を与えてくれるんだ」と述べ、「やるべきことは明確になっているし、彼のことをよく理解できている。それに常に勇気をもって、1vs1を仕掛けなさいと後押ししてくれる」とコメント。それにより今季のドルトムントではムココ、レイナ、ベリングハム、ヘイニエルに続く、ドルトムントでの10代の得点者にもなっている。そしてその相手を「切り裂く」クオリティはまさに、準決勝進出に一縷の望みをかける水曜のマンチェスター・シティ戦においても、ドルトムントにとって必要とされるものだろう。
 


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