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2021年04月15日

ジャンのPKへの判定に、ロイス「逆なら僕たちもアピールしていた」

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 後半の52分、フォーデンが左のベースラインまで駆け上がり、そこからクロスを供給した。そこでジャンが体を懸命に体を伸ばして頭でボールに触れ、そして伸ばした腕へとボールが接触。その瞬間、主審の笛は鳴り、PKの宣告がなされた。

 なおファーストレグでもジャンはハンドの宣告を受けており、ただその際には取り消されていたものの、今回は裁定が覆るようなことはなかった。「ルールではペナルティではない書かれているはずだ」と、試合後にジャンはTV局スカイに対して語った。さらにエディン・テルジッチ監督も首を傾げ「シーズン前には、自分の手にヘディングのボールが当たっても、ペナルティにはならないと言われたばかりだ」と肩を落としている。「この2試合とも、主審の判定にはツキがなかったね」

 だがジャンもテルジッチ監督も、ジャンの腕が頭にボールが接触する前に、すでにペナルティの対象となるほどに伸ばし切っていた状態だったことを、やや軽視していたのではないか。実際にドルトムントの主将マルコ・ロイスは「僕たちが逆の立場で、ああいうことが起こったならば、僕たちだって声を荒げて抗議していたと思う」と語った。もちろんロイスはこのプレーが、マンチェスター・シティの勝利を決定づけるものだったことも理解している。「それから僕らはコンセプトを失ってしまったし、マンチェスターCが素晴らしいポゼッションサッカーを展開していたという部分もある」

 ちなみにペップ・グアルディオラ監督は、このペナルティについて「非常に明確に、あれはペナルティだと思う」と明言。そしてこれにより元バイエルンの指揮官は、ついにマンチェスター・シティではじめて、チャンピオンズリーグ準決勝進出を果たしておりバイエルンを倒したバリ・サンジェルマンとの対戦が控えているところ。一方でブンデス勢はこれで、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ共に国際舞台から全て姿を消しており、厳格なコロナ対策の中で残りシーズンは国内のみに集中することになる。
 


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