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2021年05月02日

ドルトムント、膝再負傷のモリーは「長期離脱」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 ドイツ杯決勝進出の喜びは、苦悶に満ちたマテオ・モリーの様子によって、大きく影を落とすこととなった。土曜夜に行われた準決勝ホルスタイン・キール戦にて、後半途中から出場した右SBはスプリント勝負へと臨んだ際、右膝を捻って痛みから叫び声をあげ転倒。ツォルクSDは「ボルシアの全ての人々がマテオの事を想っている」とコメント。また決勝で対戦するライプツィヒの、ナーゲルスマン監督からも「とにかく大事に至らぬよう願う」と言葉が送られていた。

 さらにハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「今は正確な診断結果を求めており、重傷ではないことを祈るほかない」と強調。ただ日曜日のTV番組ドッペルパスの中でセバスチャン・ケール有資格部門担当は、「重度の靭帯と関節胞の損傷」という初期診断の結果を明らかにしており、「おそらくは長期間離脱を余儀なくされることだろう」との見通しを語った。ただヴァツケCEOが強調していた「正確な診断結果」については、おそらく月曜日まで待たなくてはならないだろう。「ベルリンの地に立つため、モリーもまた貢献してくれたんだ。これで優勝しなくてはならない理由が、もう1つ増したよ。」

不確定要素の多い右サイドバック


 いずれにしても長期離脱が見込まれるなかで、ドルトムントの右サイドバックでは来季、移籍初年度では思うように期待には応えられなかったトーマス・ムニエと、フェリックス・パスラックがオプションということに。契約満了を迎えるウカシュ・ピシュチェクについては、今のところはまだ契約延長の一報は届けられていない。ただ状況によってはエムレ・ジャンが起用可能であることは、今季にも示されたものでありそのため、モリーの長期離脱でも移籍市場における優先順位は高くないだろうが。それでも右SBに関しては完全に視野に入れないということでもない。ただ今は何よりCL出場権獲得が目標。「まだ我々は5位なのだから」とツォルクSD。「是が非でも4位に入りたい」と意気込みをみせている。
 


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