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2021年05月14日

ドルトムント、テルジッチ監督の今後は「彼次第」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 木曜夜に行われたドイツ杯決勝にてRBライプツィヒを下し、激動のシーズンの中でタイトル獲得に成功した、ボルシア・ドルトムント。試合後にハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが国営放送に対して語った、「テルジッチ監督は、半分死んでいたチームを引き続き、再生させてくれた」との賛辞は、ルシアン・ファヴレ前監督を少し揶揄するようにも聞こえるものだ。

 ただいずれにしても今シーズンのドルトムントは、タイトル獲得に成功し、そしてここのところの巻き返しにより、チャンピオンズリーグ出場権獲得という目標達成も自力で可能というところまで巻き返しをみせていることに変わりはない。そして来季よりマルコ・ローゼ監督が就任することにより、再びACへと戻る予定のエディン・テルジッチ監督が、果たして「降格」を選ぶのか、それともこの5ヶ月でみせた手腕で他クラブが招聘に動くのだろうか?「彼が別のことをしたい、というならば話し合いをする。鍵を握っているのはテルジッチ監督自身だ」とヴァツケ氏。

 一方で、テルジッチ監督は「今夜、我々がここで手にしているのは、優勝杯以外の何物でもない。軌道に乗せるために働いてくれた全てのスタッフは、今日という日を楽しむ資格がある。うまくいかなければ直ぐにケツを叩かれるのだし、今宵くらいは愉しませてほしい。」と強調。自身の将来について口にする考えはなく、そもそもそれは「毎日おこる話なんだ」。そのため「今日、どのように祝おうかと、今から考えている」と強調しており、「でも明日からは戻って、その後はマインツ戦のことで頭がいっぱいになるけどね。」とコメント。ただそれは「人生で一度もお酒を飲んだことがない」テルジッチ監督にとって、さして難しい問題ではないだろう。
  


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