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2021年06月18日

フメルス、シュヴァインシュタイガー氏に反論「むしろ彼ならより分かるはず」

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 ユーロ2020開幕戦となったフランス代表戦では、2年半ぶりのドイツ代表復帰となったマッツ・フメルスが、痛恨のオウンゴールで決勝点を許し敗戦を喫する結果となってしまった。その際にチームメイトたちからは励ましの言葉が寄せられていたものの、ドイツの大衆紙ビルトとのインタビューにて同選手は、「その必要がなかった」理由と元同僚シュヴァインシュタイガー氏に対する反論も述べている。

 「オウンゴールについては、しっかりと区別して考えなくてはならない。どうにか自分でできた場合と、そうではない場合の2つの分かれるものであり、あのフランス代表戦でのオウンゴールは、自分にはどうしようもないものだった」とコメント。サッカー選手であれば誰もが「あのようにシャープに入ったボールを守ることは非常に困難だと知っている。だから試合中に数人の同僚がきて「あれは難しい」と言ってくれた。ツキがあればクリアにもつながったかもしれないが、あれはCBにとって最難関のボールだったといえるかもしれない。だから僕自身、励ましの言葉を必要としていたわけではなかった」と言葉を続けた。

 その一方でかつてドイツ代表の一員として共に戦い、現在は解説者を務めるバスティアン・シュヴァインシュタイガー氏はドイツの国営放送ARDに対して、「フメルスには、あれはクリアしてもらいたかった」と苦言が呈されていたものの、こちらについても「バスティなら元サッカー選手として、あのボールがどれほど難しいか、より評価できるはずだ。ただ専門家としてそれぞれの意見を言う権利はあるものだけど」と反論。

 いずれにしても今回の敗戦により、次戦のポルトガル代表戦には大きなプレッシャーがかかる中で臨むことになるのだが、フメルスは「みんなでポルトガルを抑えないといけない」と要求。「でもこのチームにはメンタリティが備わっている。どの練習でも最後の1秒まで戦う姿がみられているよ。確かにポルトガルには良い攻撃的選手が揃っている。でも2012年(1−0)や2014年(4−0)でもそれは同じだったし、また今回も同じ結果を得たい」と意気込みをみせている。
 


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