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2021年06月24日

補強の可能性?ドルトムントのセンターバック事情

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 確かにボルシア・ドルトムントから参加中の全11選手が、揃ってユーロ2020の決勝トーナメントに出場できていることは、競技面の観点からみて大変に喜ばしいものだ。だがそれと同時にクラブにとっては、主力選手たちの休暇のスケジュールがそれだけずれ込んでいくことになり、それは今夏にバート・ラガツにて行われる合宿参加にまで影響を及ぼすかもしれない。

 ドイツ代表で活躍するマッツ・フメルスと、スイス代表で活躍するマヌエル・アカンジについては、新シーズンでも引き続きCBの柱としてのそれぞれの活躍が見込まれているところだが、しかしながらシーズン後半戦ではフメルス1人がメンバー表上で孤立していたような、不測の事態に備えドルトムント首脳陣が今夏の市場で動きにでる可能性もある。

 ちなみにアカンジとダン=アクセル・ザガドゥが共に離脱となった際には、それまで中盤や右SBのサポート役にも回っていたエムレ・ジャンが、フメルスの隣についてプレーしており、最終ラインとしてはややリスクの高いプレーもみせることがあったが、4バックを安定させることはできていた。

 そのため代替案としては引き続きジャンは計算でき、また今夏パリSGから17歳のスマリア・クリバリを獲得。ただそれでもクリバリは今年はじめに十字靭帯を断裂しており、負傷がちなザガドゥと共に疑問符は拭い去れないところ。確かにザガドゥ自身は装具なしで練習を行うなど、ここまで順調な回復をみせてはいるが、いずれにせよこのままの布陣かどうかは、今月の様子を見てみることになる。
 


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