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2021年07月09日

ドルトムントでの最初の夏:ローゼ監督が掲げる目標

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 現在ボルシア・ドルトムントの監督として、最初の夏季準備期間を迎えているマルコ・ローゼ監督。しかしながら代表選参加の影響により十数名のみの選手とともに取り組まなくてはならない状況だが、それでも現状に満足しているという。ローゼ監督は前任者ルシアン・ファヴレ監督が採用していたポゼッションサッカーと、その後を受けたエディン・テルジッチ監督による激しさ・アクティブさをもったディフェンス展開の要素を組み合わせていくことは、ドルトムントにマッチしていると考えているところ。「すべての局面においてうまく対応していきた。それが目標となる」

 そこで選手の数の少なさを嘆くのではなくチャンスと考え、より深く選手たちとの話し合いを重ねながら「もっと選手たちのことを知りたい」と新指揮官。それは人間的にもプレーの面でも言えることだ。そのために典型的な「ローゼ・サッカー」は存在せず、むしろ一緒に解決策を模索していく最中にある。「そうやって徐々に前進していき、監督が何を求めているのか、選手たちが何を心地よく感じているかを感じ取っていきたい」とコメント。「ビッグクラブ」という感覚と「成功をおさめていかなくてはならない」という想いの中、そのための土台づくりが数週間かけて行われることになる。

「1vs1で勝負できるウィングを」

 その一方でこの夏の移籍市場においてボルシア・ドルトムントでは、様々な選手の噂が浮上しているところだが、これらについてローゼ監督は冷静に「私が読んだ全ての選手を獲得したなら、ヴァツケCEOの財布の紐は吹っ飛んでいくことになるし、選手の数は46人にはなるだろうね」とコメント。ただマンチェスター・ユナイテッド移籍が指摘されるジェイドン・サンチョの穴埋めは模索しているようで、「1vs1で勝負できるスピードあるウィンガー」を求めていると明言。有力候補としては、PSVのドニエル・マレンが浮上しているところだ。
 


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