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2021年07月12日

PK失敗のサンチョ、ラッシュフォード、サカらに人種差別的な侮辱投稿

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インターナショナル
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 今回の欧州選手権においてイングランド代表は、毎試合に渡り試合開始前に膝をつき、人種差別に対する反対意思表示を繰り返し行ってきたのだが、日曜夜には改めてその必要性を目の当たりにする結果となった。ウェンブレイでの試合終了後、心の狭い一部のファンたちによってPKを失敗したマーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、そしてブカヨ・サカに対する、人種差別的な酷い侮辱がSNSにて投稿。

 これに対して警察側は調査を開始しており、「決してこのようなことは容認しない」と宣言。さらにイングランドサッカー協会は夜中のうちに声明を発表しており、「FAはあらゆる形態における人種差別を批判すると共に、SNS上で何人かの選手が人種差別の標的にされたことに愕然としている」と掲載。「このような嫌悪感を抱かせる行為を行うものは、我々のサポーターとして決して歓迎されるものではない」としており、該当者には「可能な限り厳しい罰」を、英国政府にはこのような行為をなくすための必要な法的対策を求めた。

 ボリス・ジョンソン首相もこの行動を強く非難しており、自身のツイッターにて「このイングランド代表チームは、消してSNSで人種差別的な侮辱を受けるのではなく、英雄として評価がされるべきだ」と綴り、「このような侮辱を行った者は自身を恥じるべきだ」と付け加えている。ただSNSでは明らかに多くの励ましの言葉も寄せられており、例えばサカに対しては「元気を出して。あなたはとても若い。誰も責めたりなんてしない。あなたは大きな才能をもっている」などの声が寄せられていた。
 


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