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2021年07月26日

マルコ・ロイス、ハーランドの奇抜な服に「活躍すれば何を着ても、何も着なくてもいい」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 現在、マルコ・ロイスは気分よく過ごすことができている。それはジャーナリストとの会話の中からも感じ取れるものだ。今夏に開催されたユーロ2020への参加を見送ったという決断が功を奏したということも言えるが、改めて「長い時間をかけて準備していくことは、単純に自分のためになることだと思ったんだ。個人的にも、自分のプレーのためにも、単純にそれは求められていたんだよ」と説明。

 特にこの夏から就任する、マルコ・ローゼ新監督との最初の一歩を踏み出すという点でも、ロイスが早い段階から姿をみせるということへの意味があったことだろう。休日の時にすでにコンタクトをとっていたというロイスは、「参加している選手が少ないこともあり、新監督にとって決して容易な状況ではなかったと思う」とコメント。開幕まで2週間となったにもかかわらず、まだチームは揃っていない状況の中で、今は「監督にとっては、チームを知っていくということが重要なんだ」と強調した。

 なお8月7日にはドイツ杯初戦のヴィースバーデン戦が、そしてその1週間後にはアイントラハト・フランクフルトとのブンデス開幕戦が控えるなど、決して残された時間が多くあるとはいえない。「現段階において重要なのは、とにかく勝利して勝ち進むということ」と話すロイスは、決して最適な準備期間を過ごせずとも「不満はない」と念を押す。

 一方で先日にはジェイドン・サンチョが、マンチェスタ・ユナイテッドへと移籍することが発表されたが、このことに「悲しいね」と漏らしたロイスだが、「ジェイドンは多大な貢献をしてチームを後にしている。彼の子供の頃からの夢を叶えられるというのは喜ばしいことだ」とエールを送り、その後釜としてメディカルチェックを受けたダニエル・マレンについては、「まだ会っていないから。でもそうなるなら楽しみだね」と笑顔を浮かべ答えている。

 PSVから加入する22歳のFWに対しては、今季のドルトムントの成功のため力になることが期待されており、今季のドルトムントはこれまで得られなかった「安定感」を体現していきたいところ。「シーズンを通して大きな問題を抱えていた要因だ」と総括したロイス。悪いながらも勝ち点を得られるように、できれば良い内容でより多くの勝ち点を稼いでいきたい。「昨季の後半戦が、1つの基準となるだろうね」

 もしもそれを恒常的に発揮することができれば、ドルトムントは大いに楽しみな存在となることだろう。「確かに昨季は最終的に良いシーズンと振り返れるけど、でも僕たちは自分にもっと期待しているから。もう1回(ドイツ杯決勝の)ベルリンに行くのも悪くない」とロイス。「そのためにはどうしてもバイエルンは避けて通ることができない存在であり、よほどうまく事が運ばなくてはならないが、それだけのポテンシャルはある。シーズンを通してそれをみせていかないと。あとは運も必要だけど、ファンが望む気迫を示すことでそれも掴めるはずだ」

 そしてこの日の最後には、この夏のSNS上において、その奇抜なファッションが繰り返し伝えられ、話題となっていたエルリング・ハーランドへと及び、ロイスは服の選択について「勇気があるね」と述べ、「ただ彼にはそれが妙に似合っているとも思うよ。彼はとにかくいいヤツなんだ。今のようなパフォーマンスを続けるのであれば、彼は何だって着ていいと思うし、何も着なくたっていいと思う。それでも僕は気にしないよ」と語った。
 


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