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2021年07月28日

ハーランド、マレンに忠告「たくさんのお膳立てしないと、怒っちゃうぞ(笑」

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 この夏の移籍市場では英国の大衆紙では、エルリング・ハーランド獲得に向け、チェルシーFCが移籍金1億7500万ユーロもの大金を用意しているとも伝えられた。火曜日にメディアとの質疑応答に参加した同選手自身は、少し物思いにふける様子で「噂に過ぎないものであってほしいよ。それは1人の選手に対してあまりにも大きすぎる金額だ」とコメント。ただこうった金額が伝えられること自体、ハーランド自身がこのサッカー界でどのような地位を占めているかも明らかだといえる。

 それでもこの夏に移籍することはないようだ。この1ヶ月は代理人のライオラ氏と話さえしていないと明かしており、「特に言うようなこともないよ。僕はドルトムントでの時間を楽しんでいる」と強調。それはザルツブルク時代から知るローゼ監督との会話や練習の様子からも見てとれるものだ。なおドルトムントとの契約は3年だが、来夏には移籍金8500万ユーロで移籍可能となる例外条項も付随。既存で流通する金額を目にすれば、それもずいぶんお得に聞こえてくる。

 また5月のドイツ杯優勝からは、うまく噛み合った時のドルトムントのポテンシャルを、ハーランドに改めて示していた。このタイトルは自分のみならずクラブの成長のために重要だったという21歳は、「でも今季はもっとたくさん勝利して安定していかないと」とも要求。そして「信じている」というローゼ監督の下でも更なる飛躍も期待しているところ。そしてもっと効率的に得点力を示すためにも「(課題の)右足でももちろん、頭でも左でももっと決めたい」とハーランド。これまで59試合で57得点を決めるも尽きることのない向上心から「昨季チャンスを全部ものにしていたら得点王になれた。まだそれだけ改善できるということ」と言い放ってみせている。「すべてにおいて言えることだ」

 一方で息の合ったコンビをみせていた、ジェイドン・サンチョがマンチェスターUへと移籍。ただこの世界のビジネスにも理解を示しつつ、また同じ代理人をもつ新加入のマレンへの期待感もみせた。「ドニエルには、僕の前にたくさんお膳立てしてくれないと怒っちゃうぞ、て言っているよ(笑」果たしてそれをマレンが示していけるか。それはこれからのお楽しみということになるが、その点でハーランドは最初からアピールできた最高例としてあげられる。これから名コンビ形成も期待される両者だが「僕たちはポジティブなエネルギーとパフォーマンスをもたらさなくてはいけないんだ」と述べ、「そのために僕たちはここにいるんだよ」と、意気込みをみせている。
 


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