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2021年07月29日

ヴァツケCEO「6割の観客動員でも黒字にはならない」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 いくら「アクションを起こせるだけの経済力はある」と胸を張っても、例外なくボルシア・ドルトムントもまた他クラブと同様に、コロナ禍によって財務打撃を被っているクラブの1つなのだ。とりわけ観客の収入不足が深刻で、ヴァツケCEOは特に、ワクチン接種に期待感を示しているところ。「接種した人がライブなど観戦にいける報酬も必要。義務化することは反対だがね。ただ主催者には入場者を選択する権利があるはずで、接種者はその機会が増えて良いだろう」

 そして来季の動員数を60%と見込んでいるところだが、「それでも黒字にはならんさ」とヴァツケ氏。現在、シグナル・イドゥナ・パークで迎える開幕戦では2万2033人の動員が予定。だがそもそも感染率を基準に判断することは止めるべきとの持論も展開しており、「多くの人が接種できた時点で感染率はその価値を失うと言われてきた。だが政治にはまだそれは見られない。」と指摘。ただそれに対する法的手段には訴える考えはないようで、理由として「全体的にみて政治家のみなさんは、これまでうまくやってきたと思う」と語った。


なおドルトムントでは今月いっぱいまで、ドイツ杯の優勝杯との記念撮影と共に、ワクチン接種というパッケージを本拠地シグナル・イドゥナ・パークで実施中であり、さらに希望者はスタジアムの散策も可能。ドルトムント市との協力で行なっているこのキャンペーンは、これまでのべ2000人以上が利用しており、さらなるワクチン接種の向上につながることが期待されている。
  


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