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2021年07月29日

ヴァツケCEO、守備陣について「そこまでの補強の必要性は感じない」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 ボルシア・ドルトムントの守備陣では、ユーロ2020に参加していたドイツ代表の2選手、エムレ・ジャンとマッツ・フメルスが火曜から合流し、エアロバイクなど個別調整を行なっており、日曜日にはすでにラファエル・ゲレイロも合流しているが、共にチーム練習が行える状態にはない。確かにジャンとゲレイロはほどなく参加するだろうが、フメルスは膝蓋腱炎のため、今季最初の公式戦ドイツ杯初戦は欠場。ブンデス開幕戦も厳しいところだ。加えてダン=アクセル・ザガドゥとスマリア・クリバリも、まだしばらく離脱が続くところ。

 だがハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは慌てる様子は見せず、「木曜にはマヌエル・アカンジが戻ってくる。エムレも戻ってくるし、フメルスもメディアで見られているより早く復帰するだろう」とメディアとの質疑応答でコメント。現状の限りではCBの更なる補強の「そこまでの必要性は感じていない」と語った。加えてコロナ禍の最中にあっては、ドルトムントとしてもそう簡単に資金を投じるわけにもいかず、レンタルなどアイデアを駆使した補強も考えられるだろう。加えて机上ではむしろドルトムントのチーム自体は過多ぎみで、昨季レンタルしたマリウス・ヴォルフなど、むしろ売却による財政負担の軽減が見込まれる。

エムレ・ジャン「必要とされれは断ったりはしない」


 一方で、ユーロから復帰し短期間の調整で本番に臨まなくてはならない、エムレ・ジャンは「誰だって思うような準備期間を過ごせないことは承知している」と述べ、「でも文句をいっている場合ではない。他の多くのクラブもそうだし、僕たちとしては頑張っていいスタートを切ることだ。仮に万全の状態ではなくとも」と説明。「必要とされれば断るようなことはしない。充電は再び満タンだ」と付け加えた。ユーロ後から1週間は休養し「それからランニングや筋トレもしている」と強調。「ゼロからの出発ではない」としており、「クラブでうまくやっていって、また代表チームにもアピールしたい。ドイツ代表を以前の姿に戻すことが目標だ。最近数年は期待値を下回ってきたし」と言葉を続けている。
 


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