ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年08月02日

ローゼ監督就任で、相手に読まれにくくなるドルトムント

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 サッカーの基本フォーメーションについては、ボルシア・ドルトムントでも
この2年にわたり、3バックか4バックかという議論が起こっていたが、しかしより柔軟性を求めるローゼ監督就任によりそれが変わるかもしれない。練習やテストでは4ー3−3と4−2−3−1の両方を採用したがその違いな僅かなものであり、ボローニャとのテストマッチでは初めて、中盤を菱形に組んだ4−4−2を採用。特に後者について指揮官は「多くの可能性があるので好んでいる」と明かしている。

 さらに「オフェンス時にはスペースをうまく分割できる。2トップは守備で仕掛けていくことができ、背後ではトップ下が控えているんだ。」と述べ、デメリットは両ウィングがペアではないことが挙げられるものの、「うまく実践できてれば多くのメリットがある」とコメント。確かにボローニャ戦ではこのシステムが功を奏したが、ただローゼ監督は十分にCBが揃えば3バックも取り入れていきたいと考えており、つまりは基本システムにこだわる考えはない。対戦相手にとっては、これからのドルトムントは読みにくくなったことは確かだ。


 なお月曜日にはユーロ参加組の最後の2選手、ジュード・ベリングハムとトーマス・デラニーが合流する。だが両者の移籍市場における立場は対照的だ。長期契約を結び、移籍初年度以上の活躍が大いに期待される若武者に対し、後者のベテランMFはそのベリングハム、ヴィツェル、ジャン、ダフードら、数多くのライバルたちがひしめき合う中に再び身を投じるか、プレミア移籍の夢をかなえるかはわからない。条件が合えばクラブ側も売却に応じるとみられるが、まだそれは届いていない。プレミアからはノリッジ 、サウサンプトン、クリスタル・パレス。セリエAからはASローマの名前も浮上しているところ。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報