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2021年09月20日

3位のドルトムント、ただ5試合で失点数は11

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 確かにボルシア・ドルトムントは週末のウニオン・ベルリン戦にて、リーグ2番目のオフェンス力(17得点)を実証し、4−2で勝利をおさめることに成功した。だがそれでもマルコ・ローゼ監督が「不必要なものだった」と振り返ったのが、その2失点を喫した部分であり、主将のマルコ・ロイスも「あまりに簡単に失点を許している。もっとクレバーに、成熟したプレーをみせていかないと」と警鐘を鳴らす。「一刻も早くこのことに着手していかなくては。そうじゃないとたとえ素晴らしい仕事をしても、水の泡となりかねない。長い目でみれば決して放ってはおけない問題なんだ」

 また守備の要マッツ・フメルスもロイスに同調し、「相手を試合に戻してしまった。本来ならばそんなことは避けたいのだけど、でも真摯さと成功を目指す一貫性に欠けていた結果で招いたもの。それで相手を立ち直らせてしまった」とコメント。特に自身も所属していたライバル、バイエルンとの違いは「キレをもって最後まで成功を目指しプレーできる」かどうかであるとし、ドルトムントでは「良いプレーはみせても、シャープさ」を維持できずにいる。

 確かにオフェンス力がブンデス2位を威力を発揮するなかで、実際にディフェンス面では失点数は11とリーグで下から5番目の数字。ただフメルスはそこで、単に守備陣に目を向けるのではなく、「スペースをもっと有効に使っていかないと。容易にロストしている」とオフェンス部分についても指摘。一方でロイスは、「不用意なセットプレーでの守備をみせたことで、3−0としてから自分たちの首を絞めてしまった。もうこれで4・5点は許している」と説明した。「セットプレーでの守備を改善していかないと」

 ローゼ監督も「失点には苛立ちを覚える。3−2とされて試合は全くわからなくなってしまった。不必要なものだったし、無駄なエネルギーを消費することになる。毎回こういうことを繰り返してはいけない」と語っており、「エネルギーはしっかりと保ち続けなくてはいけないものだしだからこそ自分たちをしっかりと見つめなおしていかないと」と付け加えている。実際に首位につけるバイエルンと6位フライブルクはここまで4失点、2位ヴォルフスブルクと5位マインツは2失点と、上位につけるドルトムントだが失点数は突出したものだ。(4位レヴァークーゼンは7失点)
  


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