ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2021年09月30日

ドルトムント、ダフード離脱の穴埋め策は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 確かにマフムード・ダフードの負傷離脱は、ボルシア・ドルトムントのマルコ・ローゼ監督にとって残念なものであったろうが、ただその時にちょうどユリアン・ブラントが復帰を果たしていたことは幸運だった。さらにダフードについても重傷は避けられており、まだ確実ではないが代表戦明けのマインツ戦から、再びオプションとなることが見込まれている。

 ただいずれにしても土曜日に控えるアウグスブルク戦では、ローゼ監督はCMFのやりくりを迫られるということ。ジョヴァンニ・レイナについてもダフードと同様に、少なくとも代表戦期間明けまでは離脱となり、現状ではベリングハムと中盤を形成する最有力候補は、やはりブラントだ。ただ復帰明けもあって、スポルティング戦では体の重さ、不注意さなどが目につき、終盤でのロストではフメルスから叱責を受ける場面も。中盤の選手として、攻撃と同様に求められる守備力も示し、柔軟に対応できるとこを指揮官にアピールしたい。

 もう1つのオプションは、トルガン・アザールだ。ポリバレントなベルギー代表MFは、基本的にはトップ下での位置を好んでプレーするタイプではあるものの、ベルギー代表では左サイドバックとして、またドルトムントでも右サイドバック気味にプレーするなど、すでにその守備への姿勢は実証済み。

 一方でエムレ・ジャンについてはまだ、今週初めから練習に復帰したことを踏まえ、少なくとも先発起用はまだ現実的ではないだろうが、むしろラファエル・ゲレイロについては、中盤で起用される可能性はある。左サイドバックを主戦場とするが、しばしばCMFの位置でプレーしており、トゥヘル前監督時代でも中盤で起用されていた。若手のトビアス・ラシュルも候補の1人ではあるものの、こちらはどちらかと言えばボランチタイプ。ただそもそも可能性は低いが、CMFを2枚配置しない、別のシステムを採用することも考えられるだろう。
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報