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2021年12月08日

2得点にも苛立ち募らせるハーランドに、ロイス「良いこと」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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 19試合で23得点。今シーズンのチャンピオンズリーグにおいて、エルリング・ハーランドがこれ以上に得点を重ねることはできない。ボルシア・ドルトムントはこの日の最終節でベシクタシュを相手に、5−0と大勝を収めたものの、その前にGL敗退が確定。実際にハーランドはもう1得点加え、この日はハットトリックをマークすることも可能だったのだが、5−0とした直後の決定機を活かすまでにはいたらなかった。

 その際に強い苛立ちを示したノルウェー代表FWは、試合後のロッカールームでも「自分自身に腹が立っていたようだったね」と、主将マルコ・ロイスはコメント。これはポジティブなことか?とのアマゾン・プライムからの問いには、「もちろんだ、とてもいいものだよ」と述べている。負傷から復帰して「エルリングは状態を上げてきているし、得点も決めて心身ともに良い状態にあるよ」と、マルコ・ローゼ監督もこれに同調。「今日は30分までと決めていたのだが、それが功を奏したのだろう。彼をプレッシャーから解放できた」と言葉を続けている。

 この日は空中戦でも成長の後をみせるなど、まだまだ伸びしろをみせる若武者だが、その一方で注目されるのは今後の去就だ。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「数週間後に話し合いの場をもつ」としており、なんといってもポイントとなるのは今夏の例外条項の撤廃だろう。そしてその決定権はハーランド側にあり、「3月か4月まではわからないと思う」と同CEO。ロイスも「まだまだそれは先の話。そのうちまだ話題となるだろうけど」と述べつつ、「でも僕自身はとてもリラックスしているよ。」と語った。「彼自身も自分にとってここがどういう場所なのかを知っているはずだしね」


 一方でロイスはこの試合について、「息を合わせるという点でとても意味のある試合だった。前半のカウンタープレスは抜群で思い通りだった」と述べ、「攻守にわたってよかった」と総評。なかでも「ロストに対する反応が非常に良かった」と付け加えた。「リスボン以外、最近僕たちはしっかり戦えている。アムステルダムではかなり悪かったし、ホームでは長時間劣勢に立たされ、リスボン戦では個人のミスで失点。なかなかうまくいかなかったよね」そう語った主将は「もちろんこのチームはCLで戦える力はある。まだ3連敗の痛みはあるが、あの時はそれに値しない戦いぶりだった。今年は不安定だね。話し合わないと」コメント。「口ではなく行動で示す」をモットーに、「バイエルンに近づき気持ちよく年を越すには、まだ3試合残されているんだ」と意気込みをみせている。
  


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