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2022年01月15日

ドルトムント:ジャンとムニエがドイツ杯欠場か

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 ボルシア・ドルトムントでは来週の火曜日に、ドイツ杯ザンクトパウリ戦が控えているところだが、しかしながらそこではエムレ・ジャン、そしてトーマス・ムニエを欠いて臨むことを余儀なくされるかもしれない。

 前半26分には股間を押さえる様子をみせ、治療を受けていたジャンに対しては、ローゼ監督はアカンジを準備ささえていたものの、一旦はピッチへと復帰。しかしながらハーフタイムでは股関節の問題により交代。逆に膝の手術からアカンジが、この試合で復帰を果たした。

 さらに金曜日のフライブルク戦ではジャンだけでなく、トーマス・ムニエも負傷を抱えており、後半75分にマリウス・ヴォルフと交代。足に打撲を受けていたという。そのため両選手ともに火曜日のドイツ杯出場が危ぶまれており、ローゼ監督も試合後に「残念だよ」と肩を落としていた。

セットプレーで魅せた、ドルトムントの”ベッカム”


 ただその一方でこの日の快勝劇については、「今日はいろいろとうまくいったね。特に前半は良かった」と満足感を示し、「うまくボールを奪い、ポゼッションも良かったし、セットプレーからいい得点を2つ決めた。でもフライブルクにもチャンスはあって、接戦にもつれこむ可能性は十分にあったけどね。それでも選手たちは最後まで、いいプレーを見せてくれたよ」とコメント。

 特にそのセットプレーで魅せたのが、同僚マフムード・ダフードから「ジュニア・ベッカム」と呼ばれた、ユリアン・ブラントだ。「彼はいいキック力をもっていて、大して練習の必要もない。だからそう呼んでるんだよ」と言葉を続けたが、ただそのブラントによれば当然「セットプレーの練習もしているし、ルーティンワークもある」とのこと。「練習によって全てが偶然ではなくなるんだ」

ブラント「安定感が増してきている」


 そういった努力の積み重ねによる結果で、今回の試合でもドルトムントは、前節フランクフルト戦での2点差からの逆転劇に続き、その勢いにのり「いい試合」をして首位バイエルンに迫る戦いぶりをみせている。「でもバイエルンは取りこぼしがなく良いシーズンを過ごしている。逆にうちには一貫性に欠けているのも確かだからね」とローゼ監督。

 「だから自分たちの成長や結果をみて考えを変化させていかないと。批判も今日のようにいい試合も、正しい視点で捉えていかなくてはならないんだ」と言葉を続けており、ブラントも、「僕たちは前半戦の終盤で失速してしまったからね。だから僕たちは何度も、一緒に膝を突き合わせて話し合いをしてきたんだ。そして今、僕たちは安定感に、高まりが見え始めているんだと思う」との考えを示した。
 


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