ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2022年05月11日

エルリング・ハーランドが、マンチェスター・シティへ移籍

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 ボルシア・ドルトムントとマンチェスター・シティは、エルリング・ハーランドの移籍で合意に達したことを発表した。かつて父インゲ・ハーランドがプレーしたように(2000〜2003年)、ハーランドもまた2022年夏からスカイブルーのユニフォームを身につけプレーすることになる。ただしマンチェスター・シティによれば、まだ最後の手続きが残されているとのこと。

 ボルシア・ドルトムントとの契約期間は2024年までとなっていたものの、契約には今夏行使可能な例外条項が含まれており、7500万ユーロを投じることで移籍が可能となっていた。

 その他にもレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンなどからの関心も伝えられていたものの、『チーム・ハーランド』の要求についていくことはできず、バイエルンのカーン代表は先日「ハーランドの移籍金とサラリーのパッケージは、我々が想定しているよりも遥か、遥か遠くにあるもの」であり、「想像を超越した別次元のもの」とまで表現していた。
 
 これに応じたのが、マンチェスター・シティである。2021年にセルヒオ・アグエロが去って以降、強力なストライカーを模索し続けており、昨夏にはトッテナムからハリー・ケイン獲得を目指していた。

 その一方でそもそも選手のタイプとして、ペップ・グアルディオラにマッチするかどうか気になるところではあるものの、ハーランドはドルトムントで自らのウィークポイントに粘り強く改善をはかる姿勢を示しており、その結果空中戦と右足は目覚ましい成長を遂げている。マンチェスター・シティとしては、念願のチャンピオンズリーグ制覇に向けて、オフェンスに新たなオプションを加えることに成功した格好だ。

 またボルシア・ドルトムントにとっては、金銭的な部分のメリットは別として、2020年1月18日にブンデスリーガデビューを果たして以来、ここまで88試合に出場して85得点をマークしてきた類稀なる決定力を失うことになり、またひいてはブンデスリーガ全体の魅力とく点においても、今回の移籍は大きいな損失を意味することだろう。
  


  • ブンデスリーガ・各チーム情報