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2022年06月15日

ドルトムント、ティッゲスがケルンに。ドルジャカとタズも移籍

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 既報通りボルシア・ドルトムントのシュテッフェン・ティッゲスが、同じブンデスリーガの1.FCケルンへと移籍することが、火曜午後に正式に発表された。193cmと体格に恵まれた23歳のFWについては、昨夏にも獲得へと動いており、2度目の挑戦で晴れて2026年までの契約を締結している。2019年にオスナブリュックからドルトムントに渡った同選手は昨季はトップチームでリーグ戦9試合、セカンドチームで5試合に出場。ブンデスでは3得点を決め、その中には今回移籍したケルンも含まれていた。

 選手としてのクオリティ面の身ならず、ハードワーカーとしても評価を受ける若武者について、ケルンのクリスチャン・ケラー競技部門取締役は「契約を結べて、本当に嬉しいね」と喜びをみせており、「彼はストライカーとして重要な資質を豊富に持ち合わせている。ボックス内でのフィニッシュや空中戦でのクオリティ、ポストプレーや先を読むうまさに加え、ディフェンスにもアグレッシブに取り組む姿勢をもつ。それと同時にあらゆる部分でまだ伸びしろをもっており、今後が大いに楽しみな選手だ」と期待感を示した。

 地元紙ケルナー・シュタット・アンツァイガーによると、3月に負った足首の骨折から復帰途中のティッゲスの獲得には、移籍金として100〜150万ユーロが投じられており、さらに成果に応じてボーナスが加味される仕組みとなっている模様。加えて次回移籍分の移籍金の一部がドルトムントに渡るようだ。「3月に負った負傷が回復した点も大きいね」とケラー氏。「すでにリハビリトレーニングを受けており、夏の準備期間中にチーム練習に加わろうとしているところだ」

 その一方でティッゲスは「ケルンでのプレーをとても楽しみにしているよ。自分のいい部分をチームに活かしていきながら、最高レベルでさらに成長できると確信している。チームやプレースタイルに馴染んでいって、非常に良いシーズンが送れると思うよ。またケルンがドイツで有数の大きなクラブであり、ファンからの支持が厚いことも今回の決め手になった。スタートが待ちきれないね」と意気込み。ドルトムントのケール新SDは「これまで素晴らしい成長を遂げ、その前向きでオープン、かつ実直な姿勢は人間的にも、チームん多くの恩恵をもたらしてくれた。彼のチームに対する献身の感謝するとともに、ケルンでの活躍を祈っている」とエールを送っている。

ドルジャカはブンデス2部、タズはブンデス3部へ


 またボルシア・ドルトムントでは下部チームから2選手が、それぞれブンデス2部とブンデス3部のクラブへと移籍した。まずブンデス2部ディナモ・ドレスデンに移籍したのが、GKシュテファン・ドルジャカ。23歳のGKは新天地とは2年契約を締結、GK争いを激しくしていくことが期待されているところ。移籍内容については、両クラブの取り決めにより明かされていない。ブンデス3部ヴァルトホフ・マンハイムに移籍するのが、ベルカン・タズ。ドルジャカと同じくセカンドチームで今季19スコアポイントをマークしていた同選手は、「自分のクオリティを発揮してチームを盛り上げていきたい」と意気込みをみせた。

ケルンも若手GKアダムチクが移籍

 一方の1.FCケルンもまた、若手GKダニエル・アダムチクがブンデス3部VfLオスナブリュックへと移籍することが明らかとなった。2014年にケルンの門を叩き、これまで一貫してユースチームでプレーしてきた19歳は、今季はブンデス4部相当に属するセカンドチームにてリーグ戦10試合に出場。これからは新天地でフィリップ・キューン、ローレンツ・ベッケマイヤーらとともにGK陣を形成していくことになる。
 


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