２部ザンクトパウリが、アイントラハト・フランクフルトから、ヨハネス・フルムの獲得に成功した。２９歳になったばかりのＭＦはコヴァチ監督の下では役割を失っており、最近は大衆紙ビルトに対して「早く移籍したい。決め手は出場機会だ。２部のクラブからいくつかオファーをもらっている」と明かしていた。

現在２部の残留争いを強いられているザンクトパウリのリーネン監督は「中盤に重要な選手を獲得できた。いいパスゲームと空中戦での強さを持っており、彼の性格の強さもプラス材料となるよ」と期待を寄せ、さらにブンデス１５０試合以上に出場した経験から、「残留争いにむけて重要なリーダー的選手を迎え入れられた」とマネージャーのレティッヒ氏も喜びを述べている。

一方のフルムは、今回の移籍にあたって「ザンクトパウリでのタスクを楽しみにしているし、経験をいかして残留という目標達成の一助となりたい。それにキャンプに最初から参加できるというのは、チームを知る上で大きなメリットだよね」と意気込みをみせた。契約期間は２０１８年まで。

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