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2018年01月29日

コヴァチ監督、暫定2位浮上に喜びみせつつ「しっかり分析する」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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金曜日に行われたグラードバッハとのナイターを制し、暫定ながら2位へと浮上を果たしたアイントラハト・フランクフルト。ファンたちはヨーロッパへの復帰を夢見る一方で、ニコ・コヴァチ監督は「嬉しいね」と喜びを見せながらも、「我々はしっかりと分析を行なっていくよ」と言葉を続けた。

前節のヴォルフスブルクとのアウェイ戦で3−1で勝利を収めたことも、そして今回本拠地のファンの前で連勝を飾ったことも、特に後半ではグラードバッハのパワープレイとなったことからも、フランクフルトにツキが味方していたことは否めない。「今日はハードに戦ってくれた。特に後半はね」と指揮官。「前半は非常によかったのだが、後半ではそこまでではなかったよ」

しかしグラードバッハは、パトリック・ヘルマンのビッグチャンスも、トルガン・アザールのPKも、ともにポストに嫌われて無得点に。この日、前半終了間際に先制ゴールを決めたボアテングは「運もサッカーの一部さ」と述べ、「僕たちは戦い、決して諦めることがなかった。僕たちと戦うのは厄介だろうね。」と胸を張っている。

月曜開催に対してファンが”沈黙”の抗議の構え



その一方でアイントラハト・フランクフルトの急進的なファンクラブは金曜、今季から導入されている月曜夜の試合開催について批判。海外の視聴者を意識しすぎた「ファンとサッカーとの距離をさらに置くもの」であり、「サッカーを売り物とする」人々に対する抗議を行うことを示唆した。

本来はCLやELなど国際舞台に立つクラブに対して、できる限り多くの休養期間を儲けることを理由として行われてはいるのだが、しかしながらすでに数多くのクラブがすでに敗退したものの、これから月曜開催の試合は4週で用意されている。

フランクフルト、フィッシャー会長が再選



アイントラハト・フランクフルトは日曜日に総会を開催し、そこで現職のペーター・フィッシャー会長が654人の会員のうち6人が反対、5人が無記名投票と大多数の支持を集めて再選。だがそのほかに候補者はおらず、この日のメインテーマはむしろ人種差別にあった。

フィッシャー会長は以前に、フランクフルター・ツァイトゥング紙やヘッセン・ルンドフンクとのインタビューのなかで語っていたことを改めて主張。「フランクフルトのなかに、政党『ドイツのための選択肢』の支持者は会員に必要はないと語った」とコメント、これに会場からはスタンディングオベーションで歓迎されている。

「この言葉を撤回するような考えは毛頭もないし、逆にこのことに大きな反応が見られるほど、我々はこのことを守らなくてはならないということを思い知らされる。周りが思っているよりも、状況は危険なのだ。」と、第二次世界大戦期間中の教訓による定款を「ここの会員たちは守らなくてはならない。」



 


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