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2018年09月26日

久々の先発でベスト11選出の長谷部誠「僕たちには勝利するチャンスがあった」

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 今季からアイントラハト・フランクフルトの監督へと就任したアディ・ヒュッター監督。開幕戦ではシュトライヒ監督不在のフライブルクに勝利をおさめるも、その後のブレーメン戦、ドルトムント戦で連敗。そんななかで迎えた強豪ライプツィヒとのホーム戦にむけて、オーストリア人指揮官は3つの大きな決断を下している。

 まず1つ目はフィリップ・コスティッチを、ウィングではなく5バックのサイドバックに配置したということ。その結果、非常に危険なセンタリングを供給するなど、オフェンス面でのプラス材料をもたらすしたが、その一方で守備面では前半終了間際にピンチに関与するなど課題も露呈。それでもヒュッター監督は「攻撃的選手としてはよくやってくれた」と労をねぎらった。

 そして2つ目はセバスチャン・ハーラーと共に、若手FWルカ・ジョヴィッチを2トップとして起用したこと。そこで空中戦での強さ、ダブルパスへの関与、そしてしばしばサイドに張ることで数的有利を作り出し、先制点をアシストする活躍もみせている。しかしながらハーラーが「僕たちはは相手を仕留め切れなかった」と振り返ったように、再三にわたる好機を活かし切れない場面も。

 それはこの日、ドイツ杯初戦で4部ウルムに敗戦を喫して以降、初めての先発出場となった長谷部誠も指摘するところであり、「前半ではとても良いプレーを見せていましたが、後半では少し苦しむところもありました。最後の15分ではビッグチャンスもあったのですが、活かし切れなかったですね」と反省を強調。

 そしてこの日ヒュッター監督がみせた3つ目のサプライズ起用を受け、センターバックの中心として守備を支え今季のベスト11にも選出された34才の日本人MFは、強豪ライプツィヒ相手に勝ち点を確保するも「勝ち点3を得られた、僕たちにはその可能性がありました」と言葉を続けた。
 


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