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2019年01月11日

フランクフルト安堵、UEFAから執行猶予付きの処分

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 最悪の事態は避けることができた。ラツィオ戦で起こった暴動に対して、UEFAはアイントラハト・フランクフルトに対し、執行猶予付きの処分を下す判断を言い渡している。

 本来ならば、敵地におよそ1万人のフランクフルトファンが集結する、素晴らしいサッカーの祭典となるはずだった。しかしその12月13日に行われたラツィオ戦では、おぞましい光景が見受けられており、試合中にフランクフルトの観客席から、幾つもの『ポーランドの爆竹』と呼ばれるものをはじめとした複数の火器類が、相手観客席やセキュリティのいる内側へと投げ込まれており、大半の平和的なファンたちからはシュプレヒコールが浴びせられ批判を受ける事態にまで発展した。

 これにより厳しい処分が下される可能性があったのだが、「フランクフルトのファンはマルセイユとのアウェイ戦でも無観客処分を受けていること」、そしてラツィオの過激なファンから挑発を受けていたことの証拠を提出していたことにより、UEFA監理委員会はフランクフルトに対し、罰金80万ユーロとUEFA主催のアウェイ戦における無観客処分を、これから2年間の執行猶予付きで言い渡す判断を下した。

 「予想通りに厳しくもそれと同時に我々にチャンスを与えてもらう判断となった。我々としてはこれから数日かけてこの判断について検討していく。ただここで異議を申し立てても、成功率ということも考えなくてはならないしね」と、フランクフルトで役員を務める、アクセル・ヘルマン氏はコメント。

 それと同時に「これからも欧州の舞台で、遠征を楽しみ、熱狂し、創造性をもって応援をしたと思うのであれば、今回のローマで起こったようなことは決してゆるされない。これはすでに12月13日の試合の後で明確にしていることだ」と述べている。
 
 これでフランクフルトのファンはシャフタール・ドネツクとのアウェイ戦で観戦可能となったのだが、その一方でウクライナにおける緊迫した情勢のため、UEFAは戒厳令により最近の2試合を他会場で開催していたのだが、戒厳令の期間が30日間となっていたため12月26日に失効。これを受けてシャフタールは、アイントラハト・フランクフルト戦を本拠地メタリスト・スタジアムで行うことを発表、試合は2月14日の日本時間29時よりキックオフとなる。
 


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