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2019年05月09日

失われない若さ、長谷部誠「目をより活かしてプレーする」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 ドイツの国営放送ZDFの電子版では、今夜ヨーロッパリーグ決勝への舞台をかけ、スタンフォード・ブリッジでのFCチェルシー戦に臨む、アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠の特集記事を掲載した。

 2011年に発行された『心を整える』がベストセラーとなるなど、日本では卓越した模範的スポーツ選手として知られる元日本代表主将は、フランクフルトのフレディ・ボビッチ氏からも「まさに模範的選手の1人」と評価。長年にわたり体のケアを怠る事はなく、多くのストレッチをこなすことや、日々の入浴方法、食事に対しても入念に実践していることが紹介されている。

 そしてプレー面では、アディ・ヒュッター監督から「誠はまるでワインだ。年を追うごとに良さが増してくる」と賞賛。kickerでは前半戦でのベストのセンターバックへと選出されており、「失われることのない若さをもった選手」と評価。近年ではモダンなリベロとしての地位を確立し、総走行距離こそ減少したが、数多くの対人戦で勝利をおさめ、これまでになかったほどのパス成功率を記録。35才となった今シーズンでは「これほどプレーした経験はない」というほどの試合数をこなしてきた。

 フランクフルトが誇るヨヴィッチ、レビッチ、ハーラーの3トップの背後で、長谷部誠はそのポゼッションとパスのクオリティを活かし、チームの安定化をもたらす存在として、さらにビルドアップ面でもチームを支える存在となっている。「より目を使ってプレーできている」と、アジア年間最優秀選手賞にも輝いた長谷部はコメント。

 来季では「ぜひもう1度チャンピオンズリーグの舞台へと立ちたい」と意気込みをみせており、今はフランクフルトではその可能性が2つ残されている。まずはリーグ戦で残り2試合(マインツ戦とバイエルン戦)で4位を死守すること。そしてもう1つは、ヨーロッパリーグで優勝を果たして出場権を獲得することだ。
 


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