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2019年07月09日

ヒュッター監督「この夏の鎌田大地は違う」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 時に練習試合が1つの方向性を示す場合がある。月曜日に行われた2部練習の締めくくりでアディ・ヒュッター監督は、11vs11人形式を実践。そこでレンタルから戻ってきた1人の日本人選手が、指揮官へ良い意味での驚きを与えている。

 「昨年とは、全く異なる姿が見受けられるね」と賛辞をおくったヒュッター監督は、「昨年とは存在感、フィジカルコンディション、そして雰囲気という点で良くなっているよ」とコメント。どうやらベルギーでの武者修行にて成長を遂げることができたようだ。

 昨季にレンタル移籍したシント=トロイデンVVにて34試合に出場した22才の攻撃的プレイヤーは、そこで15得点、7アシストをマークするなど好成績を収めており、「鎌田のことは引き続き、チェックしていくよ」とヒュッター監督は語った。

 なおこの練習試合ではソウ、フェルナンデス、デ・グズマンらが、筋肉系の問題により念のために休養。ただし詳しい診断結果などは特に発表はされていない。それでも22人をテストできるだけの選手数が揃っており、放出候補としてまず考えられるのはニコライ・ミュラーとマーク・シュテンデラといったところだが、どうやらヒュッター監督はウィレムスの代理人に対して、移籍を容認する考えを伝えた模様。

 「構想に入っていない選手についてはランニングをさせるよ」と語っていた、ヒュッター監督。確かにウィレムスは練習試合の最中にランニングをこなしており、そして鎌田大地はそれとは異なる状況にあった。

レビッチ移籍に備え、ドニスに関心?


 昨季フランクフルトのオフェンスを支えた自慢の3トップ、ルカ・ヨヴィッチとセバスチャン・ハーラー、そしてアンテ・レビッチのうち、ヨヴィッチは既にレアルへと移籍しその後釜としてヨヴェリッチを獲得。ただレビッチについても、アトレチコからの関心が伝えられているところであり、残留は不透明となったままだ。

 そこでフランクフルトはレビッチの後釜として、2部VfBシュトゥットガルトのアナスタシオス・ドニスをリストアップしていたもののその後に失われた模様。同選手の契約には、先月末日までに行使可能となっていた1500万ユーロで移籍可能となる例外条項が含まれていた。ただそれにより今は、その移籍金額よりも低下することが見込まれる。

 なお今夏加入のそのヨヴェリッチ、コール、ドゥルムらについて、ヒュッター監督は「みんな、しっかりとやってくれているよ」と評価。むしろ「少し驚き」を覚えているところであり、「比較的、早くチームに慣れているようだね」との印象を述べた。
 


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