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2019年10月19日

フランクフルト、ドストの「泥臭い」ダメ押し弾で勝利

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 再びアイントラハト・フランクフルトに活気が戻ってきた!前回の対戦では6失点で大敗を喫していた、今回勝利すれば暫定首位に立つはずだったバイヤー・レヴァークーゼンから3−0で勝利を収めている。特にこの試合では、数多くの選手をMOMとして挙げる事ができるだろうが、そのうちの一人がゴンサロ・パシエンシアだ。

 開始4分にダ・コスタのスルーパスに反応したパシエンシアは、この試合の流れを生み出す先制ゴールをきっちりと決め、さらに17分には自ら獲得したPKを沈めて追加点。2トップを形成したバス・ドストは、「今日、彼が見せていたものは素晴らしいものだった。ただ彼はもっとできる選手だけどね!」と賞賛。

 強豪レヴァークーゼンを相手に、早々に2点リードを奪っても決しておかしくはない試合展開の中で、フランクフルトの選手たちには最善を尽くす姿が見受けられており、その中でも特に左サイドのフィリプ・コスティッチは、対峙したミッチェル・ヴァイザーを圧倒し早々に交代をさせるほどのパフォーマンスをみせている。

 さらにそのコスティッチへの賛辞を口にしたマルティン・ヒンターエッガーも、相手のキーマンであるカイ・ハヴェルツを幾度となく苦しめており、「前半にもくたちが見せていたものは見事だった。楽しめたよ」とコメント。しかしながら後半では一転して「強敵の洗礼を受けることになった」(ドスト)。


 しかし「重要な局面で、レノウが持ちこたえてくれた」とヒンターエッガーが賛辞をおくったように、ハヴェルツやベララビが掴んだ好機の前に、レノウはフランクフルトのゴール前に立ちはだかって死守。今週では愛息子テオドアの誕生により、「火曜から木曜にかけて余り眠れなかった」というレノウだが、指揮官はそれでも起用に疑いはなく、「むしろそういったことが力になってくれるものだ」と説明。

 そしてトラップ離脱でつかんだこのチャンスでみせた活躍に、同選手は「とても素晴らしい夜になった。昨年はタフな1年を過ごしたけど、やれると思っていたし、今はそれができてとても嬉しい」とコメント。「みんなのサポートに感謝したい」さらにパシエンシアは「トラップのことは大好きだけど、レノウがいてくれて本当によかった。素晴らしいGKだ」と称賛した。

 そんな中でドストが、今夏移籍したハーラーを彷彿とさせるような、コスティッチとのワンツーから倒れこみながらの「泥臭い」形でダメ押し弾。「まぁ、決まればどうでもいいんだよ」と振り返ったように、その前にはオフサイドで泣きをみていただけに、最終的にはその努力が結果として報われることとなった。

 これによりフランクフルトは、代表戦期間あけから迎えるハードスケジュールの初戦を見事勝利。木曜日にはELスタンダール・リェージュとのホーム戦が控えている。
 


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