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2019年11月06日

新たな武器「得点力」でアピール、フランクフルト主将ダヴィド・アブラーム

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 2015年にホッフェンハイムからフランクフルトへと渡って以降、長年にわたり守備の要として支え続けてきた、主将ダヴィド・アブラーム。しかしながら今シーズンの途中からは、若手アルマミー・トゥーレに先発の座を明け渡すことになり、第5節のドルトムント戦、続くブレーメン戦でもベンチ。さらにウニオン戦とELヴィトーリア戦では背中の問題のため欠場。第8節のレヴァークーゼン戦もまた、ベンチスタートとなっていた。

 しかしながらその試合で、トゥーレが大腿筋の腱を損傷して交代へと追い込まれており、そこでアブラームは前半30分から出場。そしてこれまでのプレーの間で、アブラームはまさに登り調子だ。ELスタンダール戦とバイエルン戦でゴール。実はアブラームは2016年の9月20日のゴールが所属期間唯一のゴールであり、それがここに来て突如点取り屋としてのパフォーマンスをみせはじめている。

 アディ・ヒュッター監督は「わずか数週間前には、周囲からアブラームはどうしたんだ?もう歳を取りすぎたのか?などと聞かれていた」と明かしつつ、「これもサッカーさ。時に調子がいいことも、時に調子が悪いこともあるよ」と強調。だからこそ、重要なことは「手を差し伸べることなんだ」と語った。アブラーム復帰以降の4試合は、4失点したグラードバッハ戦を除き合計2失点。バイエルン、レヴァークーゼンを倒しただけでなく、ドイツ杯2回戦にも進出しており、まさにアブラームは指揮官の期待に、新たな武器を携さえてパフォーマンスで、応えて見せているといえるだろう。
 


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