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2019年12月11日

長谷部誠「鎌田大地からは、練習からも自信の大きさを感じる」

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 木曜日に行われるヨーロッパリーグGL最終節ヴィトーリアSC戦が控えている、アイントラハト・フランクフルト。第5節を迎える時点では、首位アーセナルに敵地で臨む3位フランクフルトと、同じ敵地ながら最下位ヴィトーリアSC戦に臨む2位スタンダールという構図だったのだが、結果はフランクフルトとヴィトーリアが勝利。スタンダールとの立場は一気に逆転し、これから3位スタンダールは首位を守りたいアーセナルと、そしてフランクフルトは最下位ヴィトーリアとのホーム戦に臨むことになった。

 まさにこの逆転劇の立役者となった選手こそ、アーセナル戦で2得点を決めて見せた鎌田大地だ。ドイツの大衆紙ビルトに対して同国出身の元日本代表主将、長谷部誠は「あのゴールは本当にとても重要なものでした。アーセナルを相手に、しかもロンドンの地で決めて見せたんです。2得点とも素晴らしいプレーでした。あれから彼は大きな自信を得たように感じます。それは練習を行う姿からも見て取れるものですよ」とコメント。GL最終節に向け「これで僕たちは良い立場で臨めます。自分たち次第になったんです」と意気込みを見せている。

 今シーズンに鎌田が見せる飛躍のキーワードとして、この「自信の蓄積」は大きな意味を成す言葉だといえるだろう。長年ブンデスの舞台で戦い続けてきた長谷部は、「すぐに新天地でうまく機能する選手も多くいますが、しかしある程度の慣れる時間を要する選手だっているんです」と強調。それは今夏に移籍したフランクフルトが誇った強力3トップ、ハーラー、ヨヴィッチ、レビッチらにも言えることであり、「鎌田大地についてもそうです。フランクフルトでの1年目ではチャンスを得られず、ベルギーで多くの得点を重ね自信を蓄積して戻ってきました」と語った。

 その結果、鎌田大地はここまでブンデスリーガ15試合に出場して3アシストをマーク。ドイツ杯では2試合に出場して1得点をマークしており、さらにヨーロッパリーグでは予選を含めて11試合に出場、GLでは5試合全てで出場を果たし、アーセナル戦で2得点、さらにスタンダール戦で2アシストをマーク。いずれの試合でも2−1と貴重な勝利へ導く活躍をみせているところだ。果たして首位通過からGL敗退まで可能性が残されるこの最終節にて、鎌田大地はどういったプレーをピッチで披露するだろうか。
  


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