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2020年02月18日

ヒンターエッガーの出場停止で、長谷部誠に先発機会到来か

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 アイントラハト・フランクフルトを守備面で支えるCBの主力として、ここまでコンスタントに活躍をみせてきたマルティン・ヒンターエッガー。しかしながら木曜日に迎えるヨーロッパリーグでは、古巣RBザルツブルクとの初戦を出場停止により欠場を余儀なくされる。果たしてアディ・ヒュッター監督はその穴埋めとして、3バックに戻す可能性もありえるのだろうか?

 「それは良い手だと思うよ」と語ったのは、ブルーノ・ヒュブナーSD。そしてその視線の先にあるのは、長谷部誠の先発復帰である。「ハセはうちのベストプレイヤーの1人なんだ」そうベテランMFについて賛辞を贈ったが、ただヒュッター監督は今冬より取り組んだ4バックへの変更がここまで功を奏し、リベロの座を失った長谷部はベンチで多くその姿をみるようになった。

 「でもイルザンカーも、センターバックとして良いプレーをみせているよ」と、ヒュブナーSD。そのため、単純にヒンターエッガーをイルザンカーに入れ替えて、4バックのまま臨む可能性もあるだろう。「ただ3バックだって、アディの中では常にオプションの1つではあるさ」

 特に今回の試合では安定した守備がより重要となってくるだろうが、同じRBの名をもつ強豪RBライプツィヒを相手にした場合を振り返ってみると、後半戦でのリーグ戦では、ヒュッター監督は4バックの前にソウとローデをダブルボランチとして起用。

 ドイツ杯16強では長谷部が、深い位置に構えてボランチとして先発出場しており、前述のソウとローデをCMFへと配置。長谷部は非常に臨機応変にプレーすることが可能な選手であり、アブラームとヒンターエッガーとの間に入り、ライプツィヒのシックやポウルセンらのプレスを掻い潜ってボールを前線へと供給。

 久々のボランチ出場で立ち上がりこそ不安定なところが幾つかみられたが、ザルツブルク戦に臨むにあたりヒュッター監督の頭には、あの時のイメージがあるはずだ。ちなみにその後のアウグスブルク戦でも、アブラームの負傷交代によりイルザンカーをCBに配置し、長谷部をボランチとして起用する形で勝利を収めている。
 


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