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2020年02月21日

鎌田大地ハットトリック!フランクフルトでは欧州14年ぶりの快挙

Eintracht Frankfurt
アイントラハト・フランクフルト
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 攻守共に集中力と効率性をもったパフォーマンスを披露し、アイントラハト・フランクフルトがヨーロッパリーグ32強初戦、RBザルツブルクとの初戦を4−1で勝利した。特に前半戦ではチャンピオンズリーグに出場していたオーストリア王者に対して、フランクフルトはアクティブにプレー。

 アディ・ヒュッター監督は試合後、「今夜は再び欧州の舞台で素晴らしい夜を目の当たりにすることができた。これほどの差にも内容にみあった勝利だと思う。嬉しくなるチームパフォーマンスだったね。選手たちは試合開始直後から、話し合っていたことをしっかりと受け止めて戦っていたよ。非常に精力的かつアグレッシブで、試合を常に掴み、オフェンスでは常に危険だったね」と振り返った。

 DAZNに対し、フレディ・ボビッチ代表も同様の見方を示しており、「4−1で勝利したのだから状況が悪いわけがない。もちろんアウェイゴールを許してしまったというところはあるが。結果としては本来満足のできるものさ。結果は非常によかった、そしてとても集中したパフォーマンスだった」と称賛。「非常に守備面でコンパクトに構え、オフェンスでは状況を非常にうまく活かしていた。4−0としてからも追加点を得る機会が3・4度はあったよ。とてもよくやってくれたね」

 この言葉に、守護神ケヴィン・トラップも同調し、「ザルツブルクのようなクラブを相手にして、ここまでの決定的なものは予想されていなかったはずだ。でも今日は僕たちは明らかに相手を凌駕していたよ。ただ粗探しをすればアウェイゴールを許したこと、そして5点目を取れなかったことが挙げられるだろうけどね」とコメント。そしてこの日の夜、最も輝きを解き放った選手こそ、疑問の余地なく鎌田大地の名前を挙げることができるだろう。

 日本代表MFはこの日、フランクフルトの選手としては実に14年ぶりとなる、欧州の舞台でのハットトリックを記録。これで今季の鎌田はヨーロッパの舞台で、7試合中6得点を決めることになったのだが、ただ奇妙なことに国内のリーグ戦に目を向けてみると、17試合の出場でいまだ無得点のままとなっている。

 今回の対戦にあたりRBザルツブルクでは、先日にCL16強パリ・サンジェルマン戦にて2得点をあげたエルリング・ハーランドがドルトムントに、南野拓実がFCリヴァプールへと移籍するなどのチーム事情はあったことだろう。それでもボビッチ代表は前半戦のCLで旋風を起こした同クラブを高く評価。

 「確かに我々は非常に良い立ち位置につけることはできた。それでもザルツブルクが非常に良いチームであることに変わりはないし、あくまで次の試合で勝ち抜けができるかどうかが決まる。ただ今日のように集中したプレーができれば、我々に勝ち抜けるチャンスはある。それは確かだよ」と語った。
 


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